北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月20日

(令和元年9月20日(金) 11:42~11:46  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)今日9月20日から、ラグビーのワールドカップが日本の12の都市で開催されます。開催都市には、外国人の観光客が多く訪れることも見込まれておりますけれども、北村大臣は国際的なスポーツイベントが地方創生にどのような効果をもたらすと期待されますでしょうか。
(答)私も与野党一緒になって作っている国会議員ラグビーチームのメンバーで、当選した当初から加えていただいて、森喜朗先生のキャプテンとしての指導の下、イングランドのチームと戦ったこともあります。このラグビーワールドカップがここ日本で行われることは非常に記念すべき成果であると、すばらしいことだと思っています。
 今回、ご存じのとおり、北海道から九州まで全国の12の都市で試合が開催されます。多くの内外の方々に各地域のそれぞれの魅力を感じていただく大きなチャンスであると考えています。例えば、福岡県では、地方創生推進交付金を活用して、インバウンド観光の拡大、それによる交流人口の増加、そして地域経済の活性化に既に取り組んできております。このラグビーワールドカップ、今日から始まりますけども、これを契機として、こうした動きは福岡県に限らず各地でたくさん起きており、大変楽しみに、頼もしく考えています。
 今後も、東京オリンピック・パラリンピックや更に大阪・関西万博などが日本で開催される予定でありますけれども、こうした国際的なイベントによって、地方への人の流れを最大限に生かせるように、スポーツ庁など関係省庁ともしっかりとスクラムを組んで、各地域の意欲ある取組を全力で支援してまいりたいと考えております。
(問)スーパーシティ構想に関連して、国家戦略特区法改正案についてお伺いいたします。改正案について、片山前大臣は秋の臨時国会に提出する意向を示していましたが、一方で、北村大臣は12日の記者会見で、改正案提出について各方面との相談を進めていくとおっしゃるにとどめました。その後、改正案の提出について方針などが決まっていましたらお聞かせください。
(答)この法案につきましては、やはり国家戦略特区諮問会議での議論、これがとても大切であります。言うまでもありません。その法制化を図るということが既に閣議決定されているということではあります。その方針に基づいて、改めて国会での審議をお願いしたいと強く願っております。
 今後の進め方についてのお尋ねでありますけれども、前回閣議決定したこの法案を基に関係各位と相談をしてまいりたいと、現時点ではお答えせざるを得ません。

(以上)