北村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月13日

(令和元年9月13日(金) 11:01~11:07  於:中央合同庁舎第8号館1階S106記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)昨日の就任記者会見において、これまで以上に地方に出向いて、地域の方々から数多くの声を吸い上げて、本当に必要な施策は何なのかを見極めていきたいというふうにおっしゃいましたけれども、他の大臣でも既に地方に赴いている方がいらっしゃいますが、大臣として最初に赴きたい地方等はございますでしょうか。あるいは御予定はございますでしょうか。
(答)特別にどこへということは、私としてはございません。いろんな必要性、急いでできるだけ早く臨まなければいけないという地域等々は、やはりこの役所が受け持っているいろんな仕事はたくさんありますけれども、そこら辺を正確にまだ把握できておりませんから、自分自身が大臣としてできるだけ早く行くべきところ、その次でも良いあるいはその次でも良いということなどについては、昨日、片山大臣から正確な引継ぎを受けて、激励も受け、そして、事務方からもいろんな説明を受けておりますから、やはりその辺の正確な認識をした上で、それではどこどこにお邪魔させていただこうということも間違いのないように、前後のことも考えながら取り組んでいきたいと思っております。
(問)昨日の記者会見で、東京一極集中の傾向が進んでいて、更なる地方創生の取組が求められるという趣旨の御発言をされていたと思うんですが、具体的にどのような処方箋といいますか、対策が必要か、地方出身の大臣として御見解があれば教えてください。
(答)過密・過疎あるいは一極集中ということは、もう長年言われてきたことであります。まち・ひと・しごとづくりということを掲げておりますが、それぞれの地域、それぞれの方々がふるさとと思い生活をしている、あるいはその地に思いを寄せて他の地域で生活をしている。そういう方々が自分のふるさとあるいは自分の育ったところ、心のよりどころとするところが、元気があって活気がある、また是非機会があれば行きたいと思うような良さを、それぞれの持ち味を生かしながら、まち・ひと・しごとということで地方創生を実現していく。このことが私たちの役所に課せられた使命であり、総理からも規制改革、地方創生、安倍内閣の大きな柱だということで指示を受けています。北海道にしろ、九州南西諸島にしろ、それぞれあえて私は地方と言いたくない。日本地図で見たときに、真ん中に近いところから東あるいは北、西、南と離れたところでのいろんな不利な条件、そういったものをいかに克服して、私たちのふるさとがそれぞれ活力あるものに、そしてふるさとという地域に集まってくれるようにしていくためには、何としても「しごと」をつくらなきゃいかん。そして、その「しごと」をするためには「ひと」が居なきゃいかん。「ひと」が集まって「まち」ができる、その基本的なところをよくよく確かめながら政策を組み立てて、その政策はそれぞれの地方の方々、北海道は北海道の新しい知事がそれぞれの思いを持っておいでになるでしょうから、それをしっかり生かしていただくということを、政府・与党一体となって進めていくべきことだと思っています。是非、いろんなお気づきの点があれば聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

(以上)