衛藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月30日

(令和2年6月30日(火) 11:00~11:04  於:中央合同庁舎第8号館1階S101・103記者会見室)

1.発言要旨


 青少年育成担当の大臣として御報告いたします。
 7月1日から31日までの1カ月間、「青少年の非行・被害防止全国強調月間」を実施いたします。
 近年、スマートフォンやSNSが急速に普及し、青少年を取り巻くインターネット環境が一層多様化する中、SNSに起因する被害児童数が依然として増加傾向にあることなどを踏まえ、本年度の最重点課題を「SNS利用に係る子供の性被害等の防止」としました。
 内閣府では、月間における取組の一環として、有識者によるリモートパネルディスカッションを行い、その模様をホームページに掲載いたします。
 今年度は新型コロナウイルスの感染症まん延防止に努めつつ、関係省庁、地方自治体、関係団体の皆様と連携し、地域の実情に応じた取組を集中的に実施してまいります。

2.質疑応答

(問)冒頭発言の関係で、夏休みを控えていると思うんですけど、青少年の子供たちにどういった夏休みの過ごし方をしてほしいかという思いがありましたら、よろしくお願いします。
(答)遅れていたと言われる学期の分をどう取り戻すかということについて、各地方自治体で取組が違うようであります。夏休みを短くするとか、いろいろな形の取組があると思いますが、それだけに、やはり青少年の指導には力を入れてやっていただきたいと思います。
 それから、先ほど申し上げましたように、「SNS利用に係る子供の性被害等の防止」について、特にこのコロナ後、コロナの中でも大分いろいろな意味でこのSNSの利用が進んでいったという様子がありますので、それが悪用されないように、特に見守っていかなければいけないと思っているところであります。
 それで、この間は重点として、今、私どもとしては、こういうものを掲げて、「SNS利用に係る子供の性被害等の防止」ということを重点としてやろうということにしたところであります。

(以上)