衛藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月19日

(令和2年6月19日(金) 10:26~10:30  於:中央合同庁舎第8号館1階S101・103記者会見室)

1.発言要旨


 ギャンブル等依存症対策推進担当大臣として御報告いたします。 本日、これから「ギャンブル等依存症対策推進関係者会議」を書面にて開催いたします。「ギャンブル等依存症対策推進基本計画の令和元年度の進捗状況」を報告いたします。
 今回、関係者会議に報告する「進捗状況」は、ギャンブル等依存症対策基本法の規定に基づき、昨年4月に閣議決定された「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」の1年目の取組状況として、計画策定後、初めて公表するものとなります。
 主な内容としては、例えば、都道府県が策定する推進計画の策定支援、各都道府県等での相談・治療拠点の整備、各地域の包括的な連携協力体制の構築、家族に対する支援の強化、アクセス制限強化等の関係事業者の取組等の進捗状況が盛り込まれています。
 私としては、今後とも、担当大臣として、関係省庁と連携しながら、依存症により不幸な状況に陥る人をなくし、健全な社会を構築していくため、全力で取り組んでまいります。
 なお、詳細については、内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局までお問合せください。

2.質疑応答

(問)河井前法務大臣と妻の案里参議院議員が、公選法違反容疑で逮捕されました。この間、同じ閣内にいたりして、近くで推移を見られていると思うんですけれども、受止めをお願いいたします。
(答)政府の立場として、コメントすることは控えたいと思いますが、大変遺憾でございます。
 私は総理補佐官のときにも部屋が隣でありましたし、今回も大臣になるのは一緒でした。そういう中で、よもやこういうことが行われているということは分かりませんでした。日本の検察は公平だと思いますので、そういう意味では、捜査の推移を見守ってまいりたいと思います。
 国会議員は、また改めて、私も自らの襟を正さなければいけないと感じております。
(問)関連して、河井夫妻自身は、議員辞職はする必要がないと、議員辞職をする考えを示しておりませんが、元法務大臣が逮捕されるという異例の事態です。大臣は、議員辞職に値するかどうか、その点、どのようにお考えでしょうか。
(答)そのコメントは差し控えさせていただければと思います。それを申し上げる立場にはないと思っております。

(以上)