衛藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年2月18日

(令和2年2月18日(火) 9:17~9:21  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 「竹島の日」記念式典への政府代表出席につきまして、2月22日に島根県松江市において、島根県等が主催する「竹島の日」記念式典には、政府からは領土問題担当の藤原崇内閣府大臣政務官が出席することになりました。

2.質疑応答

(問)発表のあった「竹島の日」への政府団の代表の派遣なんですけれども、閣僚の出席や、あと昇格して副大臣出席を求める声などが国会議員の方や地元から、要望などがあったと思うんですけれども、今回の派遣についての検討状況というか、政務官を派遣することになった経緯を説明してください。
(答)私の方でいろいろ相談するところもありましたが、相談しながら、例年どおりということが一番良いだろうということで決定させていただきました。
(問)毎日新聞の堀です。改めて、政務官を派遣する狙い、政府として対外的に、あるいは国内的にどういった発信をしていきたいかというのを教えてください。
(答)竹島の問題は、領土・主権展示館等をつくりましたが、今は国内向けに、あるいは対外的にもこれを知ってもらうという啓蒙活動に重点が置かれているところでございます。まだ具体的に、領土問題として何とかしなければいけないというところですが、具体的な交渉として、外交交渉としてやれるというところまで、従来どおりの線の中で来てますから、何か新たな形で打ち出せるという戦略が決まったわけでもありませんから、今回はそういう意味では例年どおりで行って、竹島の返還問題については、我々としてはやはり一回じっくり考えてみたいと思っております。まだその戦略も方向も定まっていない以上、例年どおりでやることの方が望ましいんだろうと思っています。
 私が行くとか、副大臣が行くとかいう格好で仕掛けようかとも思いましたけれども、ちょっとまだ仕掛けはできません。本音のことを言いますと、だからこれは例年どおりでやるしかないというのが本音です。

(以上)