衛藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月12日

(令和元年11月12日(火) 9:20~9:24  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)首里城の関係でお伺いしたいんですけれども、9日に首里城を視察された赤羽国交大臣が、首里城建設再建費用について、沖縄振興予算とは別枠でやることに意欲を示されているんですけれども、これについて大臣の御所感をお伺いできますでしょうか。
(答)まだそういうことを言える段階かというと、とてもそんなところまでいっていませんので、とにかく私どもとしては、再建に向けて全力を尽くし、責任を持ってこれを解決していくということをしなければいけないと思います。
 手続から言いましても、前回、平成4年に計画を組んだ時には、設計段階だけで5年かかっているわけですよね。今度はいろいろな資料も残っていると思いますから、資材の準備とかいろいろなことも入れて、ある程度2年なり、3年なり、4年なり、前回よりはもっと短くなると思いますけれども一応かかるわけです。それから本予算になるわけで、それはどうこうまだ言えるような段階ではないのではないかと思われます。
(問)首里城の関係で伺います。昨日、那覇市議会から首里城の関係で要請を受けられた際に、大臣は残された施設の利用にも言及されていましたが、観光面に影響を及ぼさないようにどのような取組を考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)今申し上げましたように、設計段階で2年なり、3年なり、4年なりかかると思います。それから着工ですから、その間クローズするのかということになってくると、それは常識的に言って、あれだけのすごい遺産ですから、それをクローズして入れないということにはやはりならないのではないか。ちゃんと残ったところや関連のところを入れて、観光に向けて発信をどうしたら良いのかを真剣に考えなければいけない事態になるのではないのか、それは当然でしょうと思います。
 ですから、入口の守礼門も残っているわけですし、奉神門や正殿の後ろのいろいろなところも残っているし、それからすばらしい庭も残っていますし、設計段階だから入れないということではなくて、それなりに発信できるところはちゃんと発信していく。観光資源として見ていただくようなところで、どううまくしたら見ていただけるかとか、工事が始まっても、それは工事の関係でどうなるこうなるというわけに行かないかもしれませんが、やはり観光資源として、全然使えません、観光の方々が来られません、というのでは、ちょっと余りにもかわいそうな感じがします。
 ですから、そのことをちゃんと考えてやっていくように必ずなるでしょうし、また、我々としてはそこまで一緒に考えなければいけないのではないのかと思っています。

(以上)