衛藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月17日

(令和元年9月17日(火) 11:02~11:09  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)大臣、先週金曜日に就任後初めて沖縄を訪問されまして、玉城デニー知事らと会談されましたが、改めて受け止めをお願いします。
 また、関連してなんですが、来県中にですね、国立戦没者墓苑、あるいは出身地である大分県の戦没者が祭られた大分の塔も初めて参拝されたということですが、振り返っての御感想をお願いします。
(答)沖縄に行って、私は歴史が結構好きだからある程度読んでいるつもりだったんですけど、改めて沖縄の歴史に接して見なければいけないということを思いましたので、是非と思って墓苑等を参拝させていただきました。そして、少しでも沖縄の歴史を、自分の心に刻み込みたいと思っているところでございます。
 そういうことですから、戦火に遭われた御霊に対しまして、哀悼の誠を捧げるということから始めなければいけない。また、何度も繰り返しますが、大田少将の言葉を思い起こしながら、そのことをしっかり心に刻まなければいけないと思っています。
 また、大分からも、1,500数十人の方々が沖縄戦で亡くなられておりますので、一度お参りさせていただきたいと思っていたのですが、正直言ってどこにあるかも知りませんで、今回お参りさせていただくことができて本当に良かったと思っています。
 その大分の塔のところで、七、八軒ぐらい固まりがあったのですけれど、ちょうどそのモニュメントのところに翁長前知事のお父様の書いた和歌がありましてびっくりしました。「『翁長』さんて書かれているけどどちらの翁長さんですか」と聞いたら、翁長前知事のお父様が詠まれた和歌だそうでして、感動して帰ってきました。
 まずは、就任させていただいて、沖縄県知事、議長に御挨拶をと思って、沖縄にお伺いさせていただくことができました。
(問)沖縄訪問されましたけれども、北海道根室市など北方領土隣接地域への訪問であったり、関係団体の代表らとの面会などは今後予定しているでしょうか。また、予定している場合、時期の目途もお聞かせください。
(答)できるだけ早期に根室に訪問させていただきたいということで、元島民、北方領土の隣接地域の自治体関係者、返還要求運動関係者の皆様方からのお話をお伺いさせていただきたいと思っています。そして、北方領土をめぐる状況を把握したいと思っています。
 今月末か来月始めには、できるだけ早くということで、いろいろな関係者の方々と、今調整中でございます。
(問)消費者行政関連でお伺いします。来月から消費税が8%から10%に引き上げられますが、消費者庁では事業者が値引きを行う際の宣伝や広告の表示について干渉するなどしていますが、来月の引上げに向けてどのように取り組んでいくか、お願いします。
(答)消費税率引上げとなって、消費者からの便乗値上げに関する相談窓口、あるいは今回の軽減税率制度の実施に伴う価格表示に関するガイドラインの整備等をもっと進めていかなければいけないと思っています。それから、税込みなのか、税抜きなのかという表示の適正化に向けてなど、消費税の円滑かつ適正な転嫁等をやっていかなければいけないと思っています。もうすぐでございますので、引き続きスムーズに行えるよう、消費者行政を進めていくことを頑張ってまいりたいと思っています。

(以上)