武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月1日

(令和2年9月1日(火) 9:40~9:43  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 まずは、本日の防災訓練についてですが、総理、閣僚参加のもと、緊急災害対策本部の運営訓練を官邸で実施いたしました。
 この訓練は、南海トラフ地震を想定して実施したもので、コロナ禍にあるという現下の状況も踏まえ、官邸と徳島、高知、大分の3県知事との間でのテレビ会議を行い、相互の連携というものを確認できたことは大変意義があったものだと考えております。
 令和元年房総半島台風及び東日本台風、先の令和2年7月豪雨など、近年多くの災害が発生していますが、さらに大規模な災害の発生を想定し、緊張感のある訓練ができたと考えております。
 国民の皆様には、是非、9月5日までの「防災週間」の期間中に、各地で実施される各種行事に積極的に御参加いただき、いざ災害が起きた際の備えを進めて頂きますようお願い申し上げたいと思います。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)安倍総理大臣が辞意表明したことに関連して、1件お伺いしたいのですけれども、今、総裁選に向けた動きが自民党の方で活発化しておりますが、誰になるかは別として、次の総理にどういったことを望むか、大臣として所感があれば教えていただきたい。
(答)まずは、コロナ禍における対策を万全なものにしていかなくてはならない。
 あわせて、この影響によって、非常に弱くなった経済力というものを、段階的に引き上げていく、具体的に引き上げていくことを試みていただきたいということが一番であります。
 また、外交面においては、非常に積極的な外交を、安倍総理は展開してこられました。その結果、今、国際社会における日本のプレゼンスというものは非常に高いものとなっているわけであって、この安倍外交というものをしっかりと継承していただいて、そのプレゼンスの高さの維持と発展に努めていただきたいと、このように思っております。
(問)沖縄県に接近している台風9号について、現状把握しているものがあれば、教えていただけますでしょうか。
(答)人的被害、今朝の8時時点ですけれども、軽傷4名、住家被害、同じく今朝の8時現在、一部破損が2棟のほか、停電が7時時点で約3万1,750戸発生しているとの報告を受けております。

(以上)