武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月30日

(令和2年6月30日(火) 11:32~11:36  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 「気候変動×防災」国際シンポジウムの開催について御報告したいと思います。
 本日17時より気候変動と防災に関する国際シンポジウムを、WEBを用いて開催をいたします。
 このシンポジウムでは、国連防災機関の水鳥真美特別代表による基調講演のほか、水鳥特別代表、小泉環境大臣、そして私の3名による意見交換も行います。
 また、私と小泉環境大臣で、今年の2月より3回の意見交換を開催してまいりましたが、これらを踏まえた環境大臣との共同メッセージを、シンポジウムの前に公表いたしたいと思います。
 シンポジウム終了後、18時半頃から共同メッセージについて、環境大臣との共同会見を予定しておりますので、詳細についてはその場でご説明をいたしたいと思います。
 次に、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策検討ワーキンググループについてであります。
 本年4月21日の防災対策実行会議で設置しました「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震対策検討ワーキンググループ」について、明日、第1回の会議を開催いたします。
 ワーキンググループでは、最大クラスの地震・津波による人的・物的・経済的被害の想定、また被害を軽減するための防災対策の検討を行っていただくこととしております。
 第1回会議では、被害想定の前提条件などについて委員の方々から御意見をいただく予定であります。
 今後、前提条件を踏まえ、まずは各種被害の推計を行い、その上で必要な防災対策を取りまとめてまいりたいと思います。
 私のほうからは、以上です。

2.質疑応答

(問)今日、あおり運転を含めた厳罰化がされまして、改正道交法が施行されました。大臣としてと言いますか、国家公安委員長としての立場になるかと思いますが、受け止めをお願いします。
(答)6月10日に公布されました改正道路交通法のうち、妨害運転に対する罰則の創設等の規定が本日から施行されます。
 妨害運転は、極めて悪質かつ危険な行為であり、これを抑止して、平成29年6月に東名高速道路上で発生した死亡事故のような痛ましい事故が二度と起こるようなことがないようにしなければなりません。
 新設される妨害運転罪と違反した場合の免許取消処分についても、引き続き、広報啓発を推進するとともに、違反行為に対する厳正・的確な取締りを行い、妨害運転のない安全な道路交通の実現を目指してまいりたい、このように思っております。

(以上)