武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月26日

(令和2年6月26日(金) 10:30~10:34  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 今日は私の方からはございませんので、ご質問があればどうぞ。

2.質疑応答

(問)昨日の朝から、長崎県を中心にすごい大雨になりました。避難指示も20万人ぐらい対象に出されたと思うんですけれども、今回、コロナが流行する中で、避難所の対策をずっとされてきたと思うんですが、今回、長崎で開いた避難所の対策について、国として、昨日の今日ではありますけれども、どういう対策をされてたのかとか、その評価などありましたら、お願いします。
(答)被害状況を簡単にまず御説明しますと、九州北部の被害の状況ですが、住家被害として長崎県佐世保市、床上浸水1棟、床下浸水10棟が報告されている以外は、現時点で目立った人的被害、ライフラインの被害は報告をされてはおりません。
 また、避難の状況に関して、本日午前7時現在で、佐賀県において避難所が54カ所開設され、31名の避難者がいるほか、長崎県において避難所が47カ所開設され、36名の避難者がいると報告されております。
 なお、両県からは、避難所を開設した自治体において、受け付け時の問診・検温の実施、マスク・消毒液の用意、避難者スペースの確保、発熱者等に対する専用スペースの確保等、新型コロナウイルス感染症の対策が行われていると報告を受けておりますが、コロナ禍において避難所における感染症対策がしっかりと行われるよう、国としても引き続き適切な助言、支援を行ってまいりたいと、このように考えております。
(問)続けてすみません。今、避難者が佐賀で31人、長崎県で36人ということでしたけれども、もちろん避難指示の対象者全員が避難する必要がないとは思うんですけれども、対象者に対して避難した人が少ないようには見えるんですけれども、この辺レベル4の情報が出ていた中で、その辺は大臣としてどうお考えでしょうか。
(答)対象者に対して避難する人が少ない?
(問)結局、避難指示が長崎では佐世保だけで9万世帯、20万人ぐらいを対象に避難指示が出ていたはずなんですけれども、それに対して長崎県内で避難された方が36人ということで、全員が避難する必要はもちろんないとは思うんですけれども、いろいろ避難の訴えしている中で少なかったんじゃないかと。
(答)それは、それぞれの個々人の判断、そしてまた自治体の判断等々で、この人数になったと思いますよ。全員強制的に避難しなさいということもないでしょうし、やはりそれぞれの現場の状況に応じて、それぞれの判断、また自治体の判断において、そうした方々が避難されたものと我々は受け止めております。

(以上)