武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月5日

(令和2年6月5日(金) 9:35~9:38  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私のほうからは、「防災×テクノロジー」タスクフォースの取りまとめについてでありますが、近年、頻発、激甚化する災害に対しまして、より効果的・効率的に対応していくためには、新たなテクノロジーを積極的に活用していくことが重要だと考えております。
 このため、本年2月、平副大臣の下、防災や科学技術、IT政策、宇宙政策などの関係部局が連携して、防災対策におけるテクノロジーの活用を進めるための施策を検討する「防災×テクノロジー」タスクフォースを設置したところであります。
 これまで4回にわたり先進的な取組を行っている地方公共団体や民間団体等からお話を伺い、議論を行ってまいりました。
 このたび、これまでの議論を踏まえ、本タスクフォースの取りまとめを行ったところであります。
 具体的な内容としては、AIを活用した防災チャットボットによる一人ひとりに対する避難情報の発信、また現場の被害情報の収集、被災者支援制度のデジタル化、衛星の活用などについて、将来像や今後の取組をまとめています。
 今後、取りまとめを受け、関係部局が連携して着実な施策につなげてまいります。
 本件については、本日、平副大臣より記者の皆様に説明を行う予定であり、詳細については、そちらのほうでお伺いをいただきたいと思います。
 もう1点、「気候変動×防災」国際シンポジウムの開催についてでありますが、元々3月に開催を予定し、新型コロナウイルスの影響で延期としていた「気候変動×防災」に関する国際シンポジウムを、6月30日にWEBを用いて開催することになりました。
 このシンポジウムでは、国連防災機関の水鳥真美特別代表による基調講演のほか、水鳥特別代表、小泉環境大臣、私の3人による意見交換も行います。
 これまでに私と小泉環境大臣で3回の意見交換を開催してまいりましたけれども、このシンポジウムの開催に合わせて、小泉大臣との共同メッセージを発していきたいと考えております。
 私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)なし。
(答)なし。

(以上)