武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年6月2日

(令和2年6月2日(火) 11:37~11:39  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 明日17時より、私と小泉環境大臣で、有識者を交え、気候変動と防災について、第3回の意見交換会を開催いたします。
 明日は、気候変動を踏まえた防災・減災対策に関して、特に、グリーンインフラ及び生態系の活用、並びに国民や自治体の防災意識を高めるための政策などについて検討を行いたいと、このように考えています。
 このため、東京大学特任教授の片田先生、東京都市大学教授の涌井先生、北海道大学教授の中村先生、長野県知事の阿部知事の4名の有識者に、webを用いて参加いただくこととなっております。
 今回の意見交換を最後とし、今月中を目途に小泉大臣との共同メッセージを発信させていただきたいと、このように考えております。
 私のほうからは、以上です。

2.質疑応答

(問)昨日台風19号の避難のサブワーキングがまず第1回ということで開かれましたけれども、昨日は非公開だったので、大臣は出席はされていませんでしたけれども、どういう議論があったということで御報告を受けていらして、今後改めて議論に期待したいことなどを伺えればと思います。
(答)昨年度の中央防災会議の下でのワーキンググループの報告を踏まえて、避難に関する制度的な論点を議論するため、昨日、御指摘のサブワーキンググループを開催させていただきました。
 特に委員からは、警戒レベル4避難勧告及び指示の一本化への賛否、警戒レベル5を含めた避難情報の整理の必要性等の意見が出された他、広域避難に関する質疑がなされたところであります。
 今後、避難情報を発令する市町村長のご意見を伺うためのアンケートを実施し議論を深めて、夏頃には一定の取りまとめを行いながら、検討を進めてまいりたいと、このように考えております。

(以上)