武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年5月26日

(令和2年5月26日(火) 11:45~11:49  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。今日は私のほうからは特段ございません。

2.質疑応答

(問)昨日の新型コロナの感染者対策本部の総理の最後の挨拶で、避難所の対策についての御発言があったんですけれども、これは対策本部のほうで大臣からの何かしらの御報告というか、発言があったのか。もしあったのならどういった内容だったのか、伺いたいと思います。
(答)今から出水期、そして台風シーズンを控えている中で、そうした発災後の避難所におけるコロナウイルス対策の現状について、私のほうから対策本部のほうで御説明させていただいたわけでありますけれども、とにかく緊急事態宣言というのを解除されたものの、このウイルスというのがなくなっているわけではなくて、感染拡大のおそれというものは継続しているわけであります。総理の発言にあったように、引き続き大規模な災害が発生した場合に備えて、避難所における感染症対策を徹底する必要があると、このように考えております。
 対策本部で私のほうからは、各自治体におかれては、災害発生に備えて可能な限り多くの避難所の開設、ホテルや旅館等の積極的な活用、段ボールベッド、パーティション、マスク等の備蓄を進めていただきたい旨、また避難所としてのホテル、旅館の活用等については、厚生労働省及び観光庁のほうから、宿泊団体に対し、受け入れ可能なリストの作成等の協力依頼をしてもらったところであり、今後とも連携して取り組みを進めていただきたいと。
 また、政府においては、先週、各省庁等に対して、国及び所管団体が所有する研修所、宿泊施設等について、避難所としての貸出への協力を依頼したほか、マスクや消毒液などの物資についてのプッシュ型支援の準備にも努めていく旨を発言したところであり、引き続き、万全の体制で臨んでいきたいと、このように発言し、また協力を求めたところであります。
(問)プロレスラーの木村花さんが亡くなられましたが、背景にSNS上での誹謗中傷があったのではと問題になっています。SNS上でのこうした誹謗中傷等を取り締まることはなかなか難しいのが現状のようですが、取締りや対策等どうすべきか、大臣のお考えをお願いします。
(答)まずは心から御冥福をお祈りしたいと思いますし、些細なことであろうと、どうであろうと、自分の起こした言動・行動が、自分の気付かぬうちに、多大に人の心を傷つけてしまうこともある、死に至らしめることもあるということを、国民一人一人が自覚していかなくてはならないと思います。これはまず個人の自覚が一番求められるところではないかなと思います。
 その上で、インターネット上の誹謗中傷につきましては、ネットリテラシーの向上策等、様々な論点について、社会全体で多角的に議論すべき重要な課題であると、このように考えております。
 警察におきましても、今後とも様々な分野の方々と連携して、適切に対応してまいりたいと、このように考えております。

(以上)