武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年5月15日

(令和2年5月15日(金) 16:46~16:50  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 こんにちは。私のほうからは、日本赤十字社との協定についてであります。
 このたび、内閣府防災担当と日本赤十字社との間で、災害発生時、内閣府が調査チームを被災自治体等に派遣する場合において、日本赤十字社は当該チームに医師等の職員を派遣いただき、災害応急対応にご協力いただく旨の協定を締結いたしました。
 具体的には、被災自治体等において、避難所における感染症対策、調査チームに派遣する職員への感染症予防の助言等のご協力をいただきたいと、このように考えております。
 この関係で、本日、後ほど日赤の大塚社長とお会いすることとしており、私のほうから本協定に基づき、災害時における日赤の御協力を直接お願いさせていただくことになっております。
 引き続き、関係者との一層の連携強化を図り、災害時における感染症対策について万全を期すように取り組んでまいりたいと思います。
 詳細は事務方のほうに問い合わせていただければと思います。
 私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)今の件について、これまでは派遣をする際に、日本赤十字の医師が行くということがこれまではなかったんでしょうかというのが1つと、それからコロナ感染症、今回の問題があったから、こういうことをやろうというふうに提案したというか、そういうことになるのか、その2点をお聞きします。
(答)そもそも内閣府と日本赤十字社は、平成27年包括的な連携協力の協定を締結するなど災害対策に関連し、相互に連携・協力を行ってまいりました。また、具体的に過去には見当たらないのですけれども、今回、このコロナ感染症防止に万全を期すために、発災直後から日本赤十字社の医師等の医療従事者を内閣府調査チームに派遣していただき、現地の災害対策本部や避難所での感染症防止対策に技術的助言をいただくなどしたところであります。それが今の現状であります。
(問)大臣、それを、今回これがあったからこういう仕組みをつくってしまおうという、こういう協定を結んでしまおうというような流れでいいですか。
(答)今から、この後、大塚社長としっかりとそこのところを打ち合わせていきたいと思います。
(問)先ほど、衆院に大臣の不信任決議案が出されたのですが、受けとめをお願いします。
(答)提出されたという事実を受け止めて、あとは国会の判断というものに委ねなければならないわけでありますけれども、引き続きしっかりと職責を全うしていきたいと、このように考えております。

(以上)