武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年4月28日

(令和2年4月28日(火) 10:10~10:13  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私のほうから、今日は特段ございません。

2.質疑応答

(問)避難所の運営について、新型コロナが感染拡大している中で、各自治体に通知を出されたと思いますが、改めて大臣の対応へのお考え、特に自宅療養などをされている感染者だったり、そういう症状がある方への対応についてお考えをお聞かせください。
(答)避難所における感染症対策についてでありますけれども、4月1日と7日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえ、可能な限り多くの避難所の開設、ホテルや旅館の活用等の検討、親戚や友人の家等への避難の検討、避難所内の換気や十分なスペースの確保、保健所・医療機関等と連携した発熱者・感染者への対応など、災害発生時における留意事項等について、関係省庁連名で自治体宛て通知をいたしました。
 その中においては、軽症者等であっても、原則として一般の避難所に滞在することは適当でないことに留意することとしております。
 また、その上で、自宅療養等を行っている感染者が一般の避難所に一時的に避難した場合の対応については、保健所・医療機関等と十分に連携の上で、適切に対応する必要があると考えております。
 なお、災害発生後につきましては、避難所における感染症対策を支援するために、必要となるマスクや消毒液などの物資についてのプッシュ型支援など、必要な支援にも努めることとしており、内閣府としては、今後とも引き続き、関係省庁と連携して、自治体への適切な助言や支援に努め、必要な対策を行ってまいりたいと思います。
(問)新型コロナの関係で、各種専門家会合などがなかなか開催できない状況になっていることかと思います。ただ、今年の出水期に向けた対策など、喫緊の課題もあるかと思いますけれども、どういったように対応していくのか、大臣のお考えをお聞かせください。
(答)とにかく、こうした状況の中で会合がなかなか開けない。その分、各機関と連絡を密にしながら、情報を共有していくことが大事だと思っております。今から災害がいろいろと考えられる時期に入ってまいりますけれども、今日まで得た数々の教訓というのをフルに生かしながら、そしてあらゆる起こり得るべき危機に対する想定をしながら、対応というものを強化していきたい、このように考えております。

(以上)