武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年4月7日

(令和2年4月7日(火) 8:58~9:02  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 本日閣僚懇談会にて私からは、昨日発表いたしました、天皇陛下御即位に際して、NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク、通称JVOAD(ジェイボアド)に、賜与されることについて説明をいたしました。
 災害時、多くの個人ボランティアの方々やNPO等の団体が被災地に駆け付け、国や地方公共団体では手が届かない、きめ細やかな被災者支援活動をいただいています。
 その際は、行政、ボランティア、NPO等が連携して、被災地や被災者のニーズに係る情報を共有し、活動の調整を行うことが、効果的な支援のために重要となっております。
 JVOADは、平成28年の設立以来、熊本地震や平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風等において、そうした連携、調整の中心となり、活動されています。
 こうしたご貢献に対し平成29年度には防災功労者防災担当大臣賞を授与するとともに、昨年5月には内閣府との平時、災害時の連携を確認するタイアップ宣言にも署名いただいたところであります。
 このように被災者支援に御尽力いただいているJVOADに、賜与いただけることは大変ありがたく、JVOADに今後の益々の御活躍を御期待申し上げたいと思っております。
 私の方からは、以上であります。

2.質疑応答

(問)今日にも緊急事態宣言が出されることになると思うのですけれども、警察としての、宣言を出された後の対応について、よろしくお願いします。
(答)総理から、基本的対処方針の改定を行い、緊急事態宣言を発するとのご発言がございました。
 警察としましては、混乱、不測の事態防止を図るための警戒活動を実施するなど、対応をとることとしております。
 引き続き、空港、医療機関等におけるトラブル防止のための警戒警備や、混乱に乗じた各種犯罪の抑止、取り締まりの徹底等、国民の安全安心の確保、治安の維持に万全を期してまいりたいと思っております。
(問)同じく、内閣府防災担当としてなんですけれども、緊急事態宣言が出された場合の対応について、体制が変わるところがあれば、具体的に教えてください。
(答)防災担当としては、緊急事態宣言が出されようと出されまいと、どういう状況であろうとも、災害に対する万全の対応をとっておるというのは、これは当然のことだと思います。
 なお緊張感を持って国民の生命、財産を守るために、我々が何をするかということを、緊張感を持って考えながら、災害発災時には、しっかりとした対応をとっていきたいと、このように考えております。

(以上)