武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年3月19日

(令和2年3月19日(木) 8:58~9:02  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。私の方からは今日は特段ございません。

2.質疑応答

(問)先週、病院船の建造を推進する議員連盟の衛藤征士郎衆議院議員ほか何名かの方が大臣室を訪れまして、早期の建造を求める要望書などを提出されたと承知しています。その中で、衛藤衆議院議員によりますと、関係する省庁もあるので、武田大臣中心で進めてほしいというお話もされたと聞いていますけれども、今後どのように御対応されるおつもりか、お願いします。
(答)大規模災害時の医療ニーズというのは、これはどんどん増えていっているわけであって、これにしっかりと対応するには、多様な手段というものを確保というのは大事なことだと思います。その一環として病院船ということになろうかと思いますけれども、船を運用するというのは非常に、ある程度高度な技術が要るわけであって、また、船の中での医療体制をどうやって確立するか、幅広い知見というものが求められるわけであります。
 確かに3月11日、病院船・災害時多目的支援船建造推進議連の衛藤会長から御要望を頂きましたし、もう一つ、同じような議連、額賀氏の方からもそうした要望を頂いております。これに携わる関係省庁と今からは意見交換しながら、どうしたものが現実的なのかということについて議論していきたいと、このように考えております。
(問)関連で追加ですが、何か具体的に検討会を立ち上げたりとか、そういうレベルで決まっていることはあるのでしょうか。
(答)それも含めて、どういった形の検討会にするのかも含めて、今から話し合っていこうと思っています。まだ具体的に形が整っているわけではありません。
(問)国家公務員制度の担当大臣としてお伺いします。今、新型コロナウイルスの影響で各省庁でテレワークなど、工夫がされているかと思いますが、今年に入ってからコロナウイルスが広がっている期間で、テレワークの各省庁の状況というのがどういったものになっているのかというところと、新年度を迎えるに当たって、今後、国家公務員の方のテレワーク始め、働き方をどのようにしていくべきかというところを教えてください。
(答)毎年夏に実施する「テレワーク・デイズ」を通じて、このテレワークについては取り組んだところでありますけれども、30年度の調査についていえば、本省職員のテレワークの実施者数は9,868名、前年度比1.5倍で平成26年度に比べれば15倍以上に増加をしておるわけであります。
 この新コロナウイルス感染拡大防止の観点からも時差出勤とテレワークによる混雑時間帯の出勤回避に取り組んでおるわけであって、適切なタイミングで状況を把握しながら今後の利用拡大に生かしていきたいと思っております。
 引き続き、各府省におきまして、このテレワークの普及については鋭意努力していただくように働き掛けていきたい、このように思っております。

(以上)