武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年3月10日

(令和2年3月10日(火) 8:56~9:00  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 融雪出水期における防災態勢の強化についてでありますが、本日3月10日付で、中央防災会議会長である安倍内閣総理大臣から、関係省庁、都道府県などに、融雪出水期における防災態勢の強化を図るよう、通知をいたします。
 この通知は、関係機関に対して、気温上昇に伴う雪崩及び落雪、融雪洪水等に備え、気象等に関する情報の収集・伝達、警戒避難体制の強化、危険箇所等の巡視・点検、要配慮者等への配慮、災害即応態勢の確立について周知徹底を行うものであります。
 今冬は、全国的に積雪が少なく、現在も概ね積雪が少ない状態が続いておりますが、過去には、3月の短期間の大雪により表層雪崩が発生し、災害が発生した事例もあります。
 これから本格的な融雪期を迎えるに当たり、人命の保護を第一とした防災態勢の一層の強化を図ってまいりたい、このように思っております。
 私の方からは以上です。何かございましたら、どうぞ。

2.質疑応答

(問)新型肺炎の対策をめぐって、新型インフルエンザ特措法の改正案が、先ほどの閣議で決定されました。緊急事態宣言や土地や建物の強制使用も可能になるなど、政府としては対応の選択肢が増えるかと思われますが、大臣の受け止めをお願いします。
(答)御承知のように、先ほどの閣議で、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案が、閣議決定を受けました。
 今後、幅広く国会において、審議いただくことになると思いますけれども、この法案が成立し施行されれば、我々としましても、関係省庁と連携し、引き続き、しっかりと対応してまいるように指導してまいりたいと、このように思っております。
(問)先達ての閣議了解で、東日本大震災について決定されたところですけれども、政府として当日、どういった対応を取るのか検討中ということでしたが、今の時点で明日ということですけれども、どのような形になるのでしょうか。
(答)現在、決定を見ていることについては、明日、総理官邸で、犠牲となられました御霊に対し黙禱を、まず捧げる、それと総理御自身が追悼の言葉を申し上げるということを決定を見ております。
 具体的にその式典の内容については、現在のところ最終調整でありまして、また詳細については近く公表できる見込みと、このように承知をいたしております。
 詳細は、皆さんの方から準備室の方にお尋ねいただいたらお分かりになるかと思います。

(以上)