武田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月19日

(令和元年11月19日(火) 9:11~9:14  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 令和元年台風第19号の暴風雨による災害につきましては、既に11月1日に激甚災害に指定する政令を公布・施行したところでありますが、新たに適用措置の追加等の見込みとなりました。
 具体的には、災害期間を台風第19号、20号及び21号を含む令和元年10月11日から同月26日までとするとともに、土地改良区等の行う湛水排除事業及び罹災者公営住宅建設等事業の補助の特例を、地域を限定しない「本激」として、適用措置に追加をいたします。
 被災された自治体におかれては、財政的に心配することなく、安心して災害復旧に取り組んでいただけたらと思います。
 なお、今後は政令改正の手続を速やかに進めてまいりたいと思います。
 詳細につきましては、事務方の方にお尋ねをいただけたらと思います。
 中央防災会議の下に設置されるワーキンググループについてでありますが、台風第19号等の豪雨災害では高齢者など尊い命が失われました。
 これらの災害を教訓とし避難対策を強化するため、中央防災会議のもとに学識経験者等からなるワーキンググループを設置することとなりました。
 年度内に取りまとめを行い、出水期に向けて対策を強化いたします。制度改正につながるものは引き続き検討し、早期に結論を得たいと、このように思っております。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)ワーキンググループについてなんですけれども、今後のことかもしれませんが、検討事項として、今の時点で考えられているもの、どういったもの。
(答)主たる論点、災害リスクととるべき行動の理解を促進させるということです。それと高齢者等の避難の実効性の確保、また避難勧告や避難指示のあり方、わかりやすい防災情報の提供等が今のところ考えられる点であります。

(以上)