知的財産戦略本部（第49回）

　令和２年５月27日（水）、竹本内閣府特命担当大臣は、知的財産戦略本部（第49回）に出席しました。
　会議では、竹本大臣より、「知的財産推進計画2020」（案）について以下の説明がありました。
「社会のリモート化、オンライン化、行動変容が進んだ新たな日常「ニュー・ノーマル」の時代において、デジタルトランスフォーメーションを加速し、無形資産からの価値創出を促進する知財戦略が求められている。今回の推進計画は、こうした基本認識の下、1.イノベーション促進のための大学発の知財の活用、2.クールジャパンの取組を通じた地域活性化、3.コンテンツ・クリエーション・エコシステムの構築などに取り組むこととしている。」
　安倍総理からは、「デジタル技術を中心として、コロナによる時代の変化を捉えた新たな知財戦略を速やかに構築する必要がある。クールジャパン戦略を再構築し地方創生につなげることや、コンテンツの海外展開と流通・活用の促進のための著作権制度等のアップデートも急ぐ必要がある。関係閣僚は、本日決定した「知的財産推進計画2020」に盛り込まれた政策を早急に実行に移していただきたい。」との指示が出されました。