竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月15日

(令和2年9月15日(火) 11:17~11:21  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 こちらから報告することが1件ございます。
 令和3年度に日本学術会議が共同主催する国際会議のことについてであります。令和3年度に日本学術会議が学術研究団体と共同して「国際計測連合第23回世界大会」を始め、7件の国際会議を全国5都市で開催することについての口頭了解を得たところでございます。
 この会議は、毎年大体7つやっているのですが、今年度はコロナの影響がございまして1つしか開催できない予定です。来年の1月にそれをやります。オンラインでやるということですが、令和3年度には、今申し上げましたように7つの国際会議を開催したいと思っております。
 共同で開催する理由は何かということでございますけれども、もちろん世界のトップクラスの国際会議でございますので、日本学術会議はそういう団体でありますから、その国際会議と共同で開催することは、もちろん知識の共有という意味でも良いのですが、一般の市民に対してもこの会議の意味を、いろいろな討論会でしょうか、説明する機会を設けるというのが、その学術会議と共同主催した場合の特徴でございます。市民にこの国際会議の意味をよく知っていただくという効果を狙っているということでございます。

2.質疑応答

(問)H3ロケットの開発計画なんですけれども、この見直しがJAXAから発表されましたけれども、この事実関係についてと、あと、今後の宇宙開発スケジュールへの影響についてはどのようにお考えでしょうか。
(答)H3ロケットについて、新たに開発しているエンジンに技術的な問題が発生したと聞いております。したがって、JAXAは打上げ年度を今年度から来年度に移したということでございます。これは、我が国の宇宙輸送システムの自立性確保と宇宙開発事業の拡大を実現する上で極めて重要なロケットですので、慎重に事を運びたいということでございます。
(問)今後のスケジュールへの影響というのは。
(答)スケジュールは1年ずらすだけで。
(問)その後の、例えばアルテミスへの影響とか、そこら辺については特にないということでしょうか。
(答)はい、特別、アルテミス(計画)への影響ということは聞いてはおりません。いずれにいたしましても1年遅らせますので、他の計画に余り影響のないように、配慮しながら事を進めたいということでございます。
(問)昨日、菅新総裁が決まりましたけれども、その受けとめを伺いたいと思います。
(答)3人の方の競争でああいう結果になりました。菅新総裁は、安倍政権が果たしてきた7年8カ月の実績の上に、それを継承するということでやられると思うのですが、またそれをやるべきだと私は思っております。もちろん独自のものは出されると思いますけれど。
 同時に、菅さんは第1回の小選挙区の当選者でございまして、僕らと一緒なんです。そういう意味でしっかりやって欲しいという期待は持っております。

(以上)