竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年9月8日

(令和2年9月8日(火) 11:00~11:04  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 3件、こちらから報告することがございます。
 最初は、スタートアップ支援に関する大臣懇談会の開催でございます。本日午後1時半ですけれど、スタートアップ・エコシステム都市として、グローバル拠点として4拠点、それから推進拠点として4拠点を7月に選定したところでございます。政府のスタートアップ支援の取り組みを踏まえまして、今後どういう対策を講じていくかといったことについて専門家から意見を交換したいと思っております。それが一つでございます。
 2番目に、明日の予定ですが、9月9日、川崎市を訪問いたします。これもスタートアップ関連であります。スタートアップの方が川崎市の殿町地区におられまして、そこでライフサイエンス分野の研究開発拠点「殿町キングスカイフロント」というのがございまして、そこにグローバル企業やスタートアップ、大学等の機関が集積しているわけでございます。場所は羽田空港の対面でございまして、交通の至便の場所でありますので、スタートアップの人たちが集まるには非常に良いところだということで活況を呈しているというお話でございますので、そこを訪問し、かつて福岡や名古屋を訪問したのと同じように意見交換をしていきたいと思っております。明日、9日でございます。
 3番目に、やはり視察でございますが、明後日、10日に埼玉県和光市にある理化学研究所を訪問させていただきます。仁科加速器科学研究センターや光量子工学研究センターなどの、我が国が誇る最先端の研究現場を直接見て来たいと思っております。先般、筑波大学の同種の施設を見てまいりましたけれど、日本の最先端を行く科学技術に改めて接してきたいと思っております。

2.質疑応答

(問)菅官房長官が、行政のデジタル化を進めるためにデジタル庁の創設をするというふうな報道があったんですけれども、それについての事実関係をお願いします。
(答)既に私のところで政府CIOというのがございまして、御承知のとおり、各省に政府副CIOというのがおりまして、全省庁がこの政府CIOを通じて一本にまとまるようにしようということで、体制は既に構築してあるのですが、このデジタル庁というのは総裁選挙の絡みで発言しておられることなので、私からコメントする話ではないのですが、推測するに、こういうことをやっているのを更に強化をしようという趣旨だろうと思っております。
 先般、3年間で国の情報システムを改革するということを決めました。現在それに対して取り組んでいるところでございます。その後、今から数えて5年間で自治体の情報システムも改革しようということで進んでいるのですけれど、それを更に強化しようという構想であるとすれば、どこが強化する対象かと考えますと、例えば予算の一括要求、一括執行というようなことも考えるのかもしれません。そういうことをおっしゃっておられるのではないかと思います。

(以上)