竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年8月7日

(令和2年8月7日(金) 11:11~11:15  於:中央合同庁舎第8号館1階S108記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)先日、大阪の吉村知事のヨード系うがい薬についての発言で一部に混乱が生じましたけれども、科学技術と健康医療を担当する大臣としては、科学的エビデンスと政治家の発言のあり方についてどのようにお考えでしょうか。
(答)科学技術に関する、例えば今回のコロナについては、治療薬の開発とワクチン開発については私が責任者になっています。私のところで予算全体を見て、担当の役所であります厚労省、文科省、さらには各大学、研究機関等に調整費を配分して、そこで競争的環境の下でやっていただいております。
 したがいまして、マスコミ等でいろいろな意見を言う人がおりますけれど、確たる科学的エビデンスがあって初めて我々はこうだという発言ができるわけでありまして、あくまでも政府が発言する場合は、しっかりとしたエビデンスを踏まえた上での発言であるべきだと私は考えております。
(問)そうなると、今回の吉村知事の発言というのはちょっと不適切だったというふうにお考えでしょうか。
(答)私はどういう状況で発言されたのか、また発言の細かなことは承知をしていないのですけれど、基本的には今、申し上げたことを基本に、政府もそうやっておりますから、責任ある立場にある方はあくまでもエビデンスを踏まえて発言していただくのがあるべき姿だと思っております。
(問)これからお休みをとられることもあると思うんですけれども、どのようにお過ごしになるかということと、気をつけたいなということがあればお聞かせいただければというふうに思います。
(答)お盆に入りますので、本来なら、普通の状態であれば少し一息つけるところだろうと思いますが、御承知のとおりコロナがこれだけ蔓延している中で、それの阻止を図るという意味においても、あらゆる点において注意を払わなければならないと思っております。
 したがって、個人的なことにおきましても、常にコロナの蔓延に繋がりかねないことにはならないように、十分気をつけなければならない。それは私のみならず、国民皆がそう気をつけることによって、このコロナの蔓延を防ぐことができるのだろうと考えております。
 何故ならば、確たる治療薬、確たるワクチンがない状況の中では、このコロナにかからないように努力することしかないというか、それが唯一の一番有効な手段と思っておりますので、みんなで協力してやるのが本来の筋だと思っております。

(以上)