竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年2月10日

(令和2年2月10日(月) 10:02~10:06  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)9日に種子島から無事に情報収集衛星が軌道投入されました。安全保障、危機管理、地球規模での環境など多くの情報収集の強化が期待されますが、この受け止めをお聞かせください。それから、併せてなんですけども、毎回のことなんですけど、関係者のプレッシャーというのは相当なものだと思うんですけれども、関係者へのお言葉も併せて伺いたいと思います。
(答)おっしゃったとおり、安全保障、それから災害対策を含めた環境問題、こんなことを考えますと、この衛星の打上げは非常に意味のあることだと思っております。前回、1月たしか28日だったと思いますが、打上げを予定しておったんですが、不具合が少しあって延期をしまして、今回成功したのは非常によかったと思っております。
 これで7回目から41回目につながるわけですけれども、全て一応成功と。そして、特に最近は民間の企業、三菱ですけども、そこが主体となってやっておりまして、成功しているということは、官から民というわけではありませんけれども、非常にいい傾向だと私は考えております。
 それから、やはりおっしゃったように関係者の緊張感は相当のものであったと思います。成功して当たり前というような感じもあったと思いますので、そういう意味では非常に私も喜んでおります。
 科学技術立国という言葉がありますけれども、日本のように資源のない国は、やはりこういった宇宙を含む科学技術において、世界の先端を切ることによって国が経済的にも繁栄し、強くなるということになるんだろうと思いますし、私としては非常に力を入れたい分野でございますので、喜んでおります。
(問)関連で、H-2Bを打ち上げたときに火災が起きて、今回41号機のH-2Aを打ち上げたときには配管に穴が空いてということでトラブルがあって遅れたりとか、全体として施設の側に問題があることが2件続いていて、三菱に移管されていますけど、持ち物はJAXAであるというようにちょっと少し曖昧なところも影響しているのかなという気もするんですけど、今後予定どおりに打ち上げて、その打ち上げる頻度を上げていく上で施設とかもきっちり手当てしていく必要はあると思うんですけど、大臣はどう思われますでしょうか。
(答)結果として打上げに成功しているという意味では非常に良かったんですが、おっしゃったような準備段階でのいろいろな手違いはあり得る話だと思いますので、その辺、今まで以上に慎重にやることによってパーフェクトな打上げを連続してやっていっていただきたいと、このように思っています。

(以上)