竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年2月7日

(令和2年2月7日(金) 9:43~9:46  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)先日、国際共同プロジェクトが、がんの全ゲノムの大規模解析を行って、これまでで最も網羅的で詳細ながん「ゲノムマップ」を作成して発表しました。こういう状況の中で、第2次の「調整費」でがん患者の全ゲノム解析をやって、がんの原因となるゲノムを調べようとしているんですけれども、こうやってかなり詳細なやつができちゃった中で、あえて第2期の「調整費」でがん患者のゲノム解析をやることについての意義を教えてください。
(答)素晴らしいものができたと考えているんですけども、まだなお究明すべきものがありまして、例えば今年度の今おっしゃった「調整費」で予定しておりますのは、一つは遺伝性がんとそうでないがんがありまして、遺伝性がんについての研究がまだ十分でないのではないかと、そういうことを研究したいというのが一つと、それから2,800個のがん細胞の全ゲノム解析ということですけども、日本人に絞って解析することが特にやられていないので、やはり東洋人ということもありますが、日本人特有のゲノムの特性があるのではないかと考えていまして、そのところの解明も引き続きやりたいということで、それを「調整費」の主な項目の一つとしているんです。
(問)それでは「調整費」、まだ与党の合意が、前、お聞きしたとき、与党の合意が取れずに動いてなかったと思うんですけど、与党の合意は取れたんでしょうか。
(答)決定に当たっては、与党プロセスと言いますか、自民党の政調と十分詰めるようにという指示を私から出しておりまして、それは担当者がやってくれております。ほぼ詰め切ったと報告を受けています。

(以上)