竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年11月19日
(令和元年11月19日(火) 9:32~9:36 於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)
1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
- (問)先日行われた、大臣も出られた基本計画専門調査会でですね、大臣、いない時だったんですけど、ヤフーの安宅さんがですね、財政投融資で10兆円の基金を設けて、その運用費で研究大学の機能強化とかすべきじゃないかという提案をされたんですけども、こういった財政投融資を科学技術関係投資に使うことについては、大臣どのようにお考えでしょうか。
- (答)私はいいことだと思います。ただ、もちろん限度はありますから、例えば社会保障費との予算の関係等も考慮しながらやはりやっていかなければいけないと思いますが、どうしても適切な財源を見つけられないときは、ある意味国に頼るということもやむを得ないのかと思っております。そういう意味では一つのアイデアだと思っています。
- (問)スタートアップ・エコシステムの検討状況について教えてください。
- (答)大体二、三か所を想定して、来年の始めから公募を開始して、年度末ぐらいには最終的に決めようとしております。現在までにいくつかの自治体が私のところへ陳情に来ておられます。そういう状況です。
- (問)iPS細胞ストックの予算の付け方について、大臣の考えを教えていただけますか。
- (答)iPS細胞については10年間、それを国で支えるという基本方針を決めておりますので、基本的にはそれに従ってやっていくことだと思っております。
- (問)安倍首相のですね、在職日数が今日で歴代最長になるんですけど、竹本大臣も当選8回の大ベテランでいらっしゃって首相との付き合いも長いかと思うんですけども、率直に言って首相のすごさをどこら辺に感じるかと、あともう1点、最近は桜を見る会とかの長期政権の緩みも指摘されてますけど、その辺も併せて御所見を伺えないかと。
- (答)まず前半の部分ですが、私は目の前でそれを見ておりますので如実に語りますと、4年前だったかな、ダボス会議で安倍総理が演説されたんですよ。2,000人以上の客がいたと思いますが、その時、英語もうまかったけどいろいろ手振りをやりました。それを見てた人たちの反応は、我々の仲間だと思ったんですね。大体日本の政治家というのは、首相に限らず英語でやっても下を向いて読み上げるという感じで無表情じゃないですか、大体。その中で非常に笑顔を交えてやられましたんで、あのアクションというか、プレゼンのやり方は、非常に西洋人に受けたと思うんです。そこでアベノミクスという言葉を初めて、国際会議では初めてだったんじゃないかと私は思うんですけども、あれが国際舞台に安倍さんが登場されるスタートの時だったと思っております。
だから、そこで認識されたものですから、他のいろいろな国に行っても、「ああ、あのシンゾウ・アベか」ということになってアベノミクスという言葉とともに国際舞台を踏まれて、ある程度のプレゼンスを作ってきたと思うんです。それが今日につながっていると思います。
後半の質問は、私も全然よく存じ上げないので、毎年4月に桜を見る会が行われておって、貢献のあった人をお呼びになっているんだろうと思っておりました。具体的には私、一切知りません。
(以上)