竹本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月24日

(令和元年9月24日(火) 10:32~10:35  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)現在、内閣府で科学技術基本法を見直して、人文社会科学のみの研究も対象にすることが検討されていますけれども、この人文社会科学研究をいわゆる科学技術政策の対象にすることについての意義について、大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)科学技術基本計画では純粋に科学技術のみを対象とすることでやってきておりましたが、社会に応用するという立場で考えますと社会実装の面で、例えば風評被害とか、あるいはそういった実装をすることについての心理的影響とか、そういったことも考慮しないと現実にアプライできないところがございますので、やはりその限りにおいて人文科学の研究も科学研究の中では必要だと判断しております。中身はどういうことやるかということについては、現在検討中であります。
(問)ムーンショットに関してちょっとお話を聞かせていただきたいと思います。12月に国際シンポジウムを開いて、その後いよいよ始動するというふうに理解をしているんですが、国際シンポジウムのどういう形で今、どんな方が来るとかっていうことも含めて、準備段階の状況を聞かせていただければというふうに思います。
(答)ムーンショットについては、一応研究会を作って25項目でしたっけ、分野を決めてやろうということで走っているところなんですが、ただ、これからの科学技術の将来を考えれば、それだけでは十分ではないのではないかと。全く自由にある程度財源を用意して、自由な発想で自由に研究してもらう、そういうことも必要ではないかという両方の立場で、あっと驚くような発見、発明、イノベーションが出てこないかという期待の下に事柄を進めているところであります。

(以上)