茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月10日

(令和元年9月10日(火) 10:25~10:28  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

特になし

2.質疑応答

(問)昨日発表の経済指標で、4-6月期のGDP改定値が速報段階から下方修正されまして、8月の景気ウオッチャーでも、製造業の現状判断が東日本大震災直後並みに下がったり、全体の先行き判断も前回増税時の水準まで悪化しました。増税まで1か月を切ってますが、足元の日本経済の動きをどう見ていらっしゃるか、大臣のお考え、改めて教えてください。
(答)はい。まず、2次速報値では、主として設備投資が下方修正されたことから、実質成長率は前期比プラス0.3%、年率ではプラス1.3%と、先月の1次速報値から下方改定をされたわけであります。この中で、設備投資につきましては、製造業を中心に、今後の動向をよく見ていく必要ありますが、内需の柱であります個人消費と設備投資はプラスであります。また、公共投資も底堅く増加、こういった内需を中心のプラス成長という姿は変わっておらず、1次速報値のときと同様に、景気の緩やかな回復を示す結果であったと考えております。
 また、8月の景気ウオッチャー調査でありますが、景気の現状判断は先月よりも上昇したものの、2~3か月先の予想を聞きます先行き判断は低下をしております。例えば百貨店からは消費税率引上げ後の消費減を懸念する声であったり、製造業からは海外からの受注減を懸念する声があったと承知を致しております。
 政府としては、いよいよ来月に迫ってまいりました消費税率引上げに向けた様々な準備に全力を挙げるとともに、海外経済の下振れリスクに十分注意をして、経済運営に万全を期してまいりたいと考えております。
(問)明日の内閣改造で現職から離れられるという見通しが報じられていますが、これまでの経済財政担当相としての取組を改めて振り返っていただいてもよろしいでしょうか。
(答)まだですね、人事の話は明日でありますので、明日、恐らく、いずれにしても辞表取りまとめの閣議の後に会見あると思いますので、今の御質問は明日お答えさせていただきたいと思います。

(以上)