茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年8月8日

(令和元年8月8日(木) 9:35~9:37  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

特になし

2.質疑応答

(問)トランプ大統領が対中制裁関税の第4弾を9月に発動すると表明し、さらに、中国を為替操作国に認定するなど、対立が深まっています。日本を含めて世界的な株安、円高が進行しています。輸出企業の業績悪化や消費マインドの悪化が懸念されてますが、日本経済への影響をどう見ていらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いします。
(答)先週、ちょうどワシントンに行っておりますときに、トランプ大統領による対中追加関税の表明がありまして、また、それを受けた中国側の対抗措置の表明、そして今週になりまして、アメリカの財務省が中国を為替操作国に指定するなど、米中摩擦に関する不透明感が高まってることは事実であると思っております。
 これまで申し上げておりますとおり、米中双方によります追加関税、追加措置、このエスカレーションというのは、米中両国のみならず、世界経済全体にとっても決して望ましいことではないわけでありまして、米中間での協議の進展を期待したいと思っております。
 こういった中、御指摘のように、マーケットは世界的に変動が激しくなっておりますが、我が国の実体経済、雇用・所得環境の改善や高水準の企業収益、堅調な内需など、ファンダメンタルズはしっかりしていると考えております。
 今後とも、米中の通商問題が世界経済に与える影響、そして、金融資本市場の変動が実体経済へ与える影響を注視しながら、経済運営に万全を期していきたいと思っております。
(問)もう一問、ちょっと違う質問なんですけれども、間もなく15日の終戦記念日を迎えますが・・・
(答)行きません。

(以上)