茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年5月10日

(令和元年5月10日(金) 8:57~9:02  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

特になし

2.質疑応答

(問)アメリカのトランプ大統領がツイッターで表明した中国の輸入品に対する関税の引上げが現実味を増してきていますけども、中国経済への影響や今後の日本経済への影響について、どうみているか、お考えをお聞かせください。
(答)米中の閣僚級の協議が、日本時間でいいますと3時間前の午前6時から始まって、まだ協議継続中と承知を致しておりますが、その動向を注視するとともに、その結果を受けたマーケットの動向や世界経済への影響をしっかりと見極めて、今後も経済運営に万全を期していきたいと考えております。
(問)日米関係なんですけども、先日、トランプ大統領がグリーンベイでの御講演で、安倍総理が日本企業が米国に400億ドル投資すると言ってくれたと講演されてますが、本当にそうなのかという事実関係と、総理が会談で表明されてる、日本企業が230億ドル投資してきてますという話と400億ドルの投資の話は別の話なのか、御説明が可能であれば、お聞かせください。
(答)私には説明できません。
(問)トランプ大統領の25%の関税のことで、関連なんですけれども、大統領選への成果を急ぐアメリカが、米中協議の混迷により、対日圧力を強めたり、追加関税という脅しを日本にも使うのではとの懸念の声がありますが、日米交渉に与える影響を大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)先月の閣僚協議でも、日米首脳会談におきましても、今後の日米の交渉、昨年9月の共同声明に書かれた内容に沿って交渉を進めることについて、改めて確認をしてるところであります。
 米中協議と日米の協議、恐らく性格も、そして取り扱ってる内容も違いますので、それが今、中国で起こってることがそのまま我が国の貿易交渉に影響を与えるということはないと考えております。
(問)今月末、トランプ大統領が来日しますけれども、その前にもう一度、大臣レベルの日米貿易交渉というのはありますでしょうか。
(答)今予定されてることはございません。ただ、交渉ですから、どのタイミングでどういう話合いをするかは決まっているわけではありません。大統領の5月の訪日前に閣僚級の会談を行うということが決まってるわけではありません。

(以上)