茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年4月2日

(平成31年4月2日(火) 8:59~9:04  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 特になし

2.質疑応答

(問)よろしくお願いいたします。昨日の日銀の短観が公表されまして、大企業製造業の景況感が大幅に悪化したということと、あと今年度の設備投資の計画も初めて出され、全規模、全産業で見ますとマイナス2.8%となりました。
 この短観を踏まえまして、設備投資の先行きと、政府の景気判断に与える影響について、大臣、今の段階でどのようにお考えでしょうか。
(答)昨日発表されました日銀の短観では、企業の景況感について、「良い」と答えた企業の数が、「悪い」と答えた企業数を上回っている状態が続いているものの、その割合は製造業中心に前回12月調査よりも低下したわけであります。
 これは機械関連の製造業の景況感が悪化をしており、中国経済の減速や情報関連財需要の一服に伴う製造業の輸出・生産活動の鈍化が影響していると見られております。
 この点についてはこれまでも何度かお話ししてきたことであります。
 他方で、非製造業の景況感、これは前回調査と変わらず高い水準が続いております。個人消費の持ち直しなど、内需がしっかりしていることが背景にあると考えております。
 また、今お話しされた設備投資計画のマイナス2.8%、これはソフトウエアと研究開発投資を含まない数字だと思いますが、研究開発などを含む全体の2019年度はソフトウエア投資や研究開発の増加が見込まれ、前年度を上回る計画となっているところでありまして、第4次産業革命の技術革新への対応など、企業の設備投資意欲は変わっていないと考えております。
(問)TAGの初回会合なんですけれども、日程調整、進捗ぐあいは如何でしょうか。
(答)TAG協議につきましては、諸般の情勢が許せば、今月中にも米国で行う方向で調整しております。
 決まり次第日程発表したいと思います。
(問)昨日決まりました新元号についてお伺いさせてください。
 まず大臣から、この国書を典拠とされる令和が選ばれたことへの御感想と、5月1日の施行に向けて、どのような姿勢で担務に取り組んでいかれるのか、また新しい時代、政治家としてどのように飛躍されていくということを望んでいらっしゃるのかについて、お伺いさせてください。
(答)新しい元号の「令和」は、いい響きだと思っております。
 5月1日から始まります、「令和」という新しい時代をいい時代にできるかどうかはこれからでありまして、一人一人の国民が明日への希望を広げ、それぞれの花を咲かせることができる時代となるように全力で取り組みたいと思っております。

(以上)