茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年3月12日

(平成31年3月12日(火) 8:30~8:32  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 特になし

2.質疑応答

(問)おはようございます。よろしくお願いします。
 1点、明日は春闘の集中回答日になるんですけれども、大臣はかねてから、消費税率引上げがあるので、今年の春闘は重要だとおっしゃってきたと思うんですが、中国経済が減速したりとか、あるいは国内の企業の生産や収益、判断を引き下げたりということで、環境が厳しくなってきてるのかなと思うんですが、大臣、今年の賃上げはどんな見通しを持っておられますでしょうか。
(答)明日が春闘の集中回答日ということですけれど、私は、消費税率の引上げがあるので、今年の春闘が大切だという言い回しをしたことはないと思います、多分。
 その上で、中国経済の減速等を背景に、企業収益については、製造業を中心に、前年同期と比べて減益となる企業があるなど、改善ペースに足踏みがみられているものの、利益の水準自体は引き続き高いところにあるわけであります。
 持続的な経済成長のためには、何といってもGDPの6割近くを占める個人消費を喚起することが重要でありまして、それにつながる所得環境の改善、つまり賃上げが大きなカギを握るわけであります。
 国際情勢が不透明の中、経営者としては、経済の見通しは難しいかもしれませんけれど、今後の日本経済に必要なことは何かという観点から、多くの企業において、更なる賃上げの動きが続くことを、今年の春闘でも期待をしたいと思っております。

(以上)