茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年2月12日

(平成31年2月12日(火) 8:37~8:41  於:官邸エントランス)

1.発言要旨

 特になし

2.質疑応答

(問)先日公表されました1月の景気ウォッチャー調査ですとか、あと企業の決算発表を見ておりますと、中国経済の減速が日本経済に影響を与えているという見方もあります。
 先般、大臣は今回の景気回復期間は戦後最長になったとみられると御発言されましたが、その認識に変わりはございませんでしょうか。
 また、先行きについてどう御覧になっているかも教えてください。
(答)基本的には認識は変わっておりません。その上で、景気ウォッチャー調査におきましても、製造業を中心に中国経済減速への懸念というのが示されております。また企業の決算を見ましても、中国経済の減速を踏まえて下方修正をするという企業も出てきています。
 一方で、日本経済につきましては、雇用所得環境の改善、そして、堅調な内需など、経済のファンダメンタルズはしっかりしている。そういった意味で、回復基調に変わりはないと思っております。
 一方で中国経済の問題を含めて、海外経済のリスクであったりとか、金融資本市場の変動の影響は今後も注視をしていきたいと考えております。
(問)堺屋さんが亡くなりましたけれども、先ほど言及ありました景気ウォッチャー調査も堺屋さんの指示で始まったということで、受け止めを一言お願いできますか。
(答)通産省時代、そしてまた経済評論家になられて、さらには1998年からは経済企画庁の長官もお務めになった。様々な業績を上げられている。大阪万博の成功もそうであります。
 そして今、団塊の世代が正に75歳以上に迎えつつあるという中で、団塊の世代が持つ様々なインパクトに対する警鐘を鳴らしたり、非常に先見のある方だと思っております。
 改めて大きな業績に敬意を表し、そして心から御冥福をお祈りしたいと思っております。

(以上)