米国、ベルギー、スペイン出張について

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日米科学技術協力合同高級委員会で共同議長を務めた平井大臣(米国)
写真2
「AI and Governments」で基調講演する平井大臣(米国)
写真3
ペース国家宇宙会議事務局長と平井大臣(米国)
写真4
アンシップ欧州委員会副委員長と平井大臣(EU)
写真5
モエダス委員と平井大臣(EU)
写真6
IMECを訪問する平井大臣(ベルギー)
写真7
アルファ社幹部と平井大臣(スペイン)
写真8
Google Campus Madridを訪問する平井大臣(スペイン)

 平井内閣府特命担当大臣は、令和元年5月1日(水)から6日(月)まで、日米科学技術協力合同高級委員会出席及び、科学技術、IT、宇宙に係る要人との会談・視察等のため、米国、ベルギー及びスペインに出張しました。
 
 米国では、日米科学技術研究開発協力協定に基づく閣僚級会合である、第14回日米科学技術協力合同高級委員会に、柴山文部科学大臣とともに日本側共同議長として出席し、米国側共同議長であるドログマイヤー大統領府科学技術政策局長、クレイチオス技術政策担当大統領副補佐官らとの間で、科学技術・イノベーション政策及び宇宙政策分野に係る日米協力を推進すべく意見交換を行い、特にムーンショット研究開発、AI、量子等における連携・協力を今後強化していくことで合意しました。
 また、日米の官民関係者が参加する「AI and Governments」において基調講演を行い、我が国の「人間中心のAI社会原則」を説明するとともに、ペース国家宇宙会議事務局長との間で会談を行いました。
 
 ベルギーでは、アンシップ欧州委員会副委員長との間で会談を行い、双方のAI倫理・社会原則の考え方や内容が共通していることを確認した上で、これを国際的な共通理解とすべく、G20等を通じた日EU間の協力を一層推進していくことで意見が一致しました。
 また、モエダス研究・科学・イノベーション担当欧州委員との会談では、我が国のムーンショット研究開発制度とEUのHorizon Europeとの連携強化を今後進めていくこととしました。
 さらに、ナノエレクトロニクス分野における世界的研究拠点であるIMEC(Inter-university Microelectronics Center)を視察し、関係者との間で意見交換を行いました。
 
 スペインでは、欧州の名高いムーンショット研究開発機関であるアルファ社の幹部と、大きなインパクトを生み出す挑戦的な研究開発の進め方等について、意見交換しました。また、我が国のスタートアップ・エコシステム拠点形成の推進に資するため、グーグル・キャンパス・マドリードを視察して関係者と意見交換しました。