知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会 コンテンツ分野会合(第3回)

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コンテンツの海外展開と人材育成の方向性について意見を述べる平井大臣(右は中村伊知哉座長)
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有識者発表資料に目を落としつつ、熱心に耳を傾ける平井大臣
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平井大臣自らがソングライターでありミュージシャンでもあるとの発言も

 平成31年1月30日(水)、平井内閣府特命担当大臣(知的財産戦略・クールジャパン戦略)は、「知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会 コンテンツ分野会合(第3回)」に出席しました。
 会合では、我が国コンテンツの海外展開・人材育成について、有識者から、音楽、アニメ、ゲーム、それぞれの業界における最近の動向や課題について報告が行われ、委員の間で活発な議論が行われました。
 平井大臣からは、「これからの時代、グローバル化もデジタル化も止まらない。このスピードで10年、15年経った時、社会は我々の想像を超えるものになる可能性がある。30代前半はデジタルネイティブな発想で物事を考えているが、アナログ世代の我々に考えつくことには限界がある。だから、我々としては、彼らの選択肢を増やし、将来の足かせを外しておいてあげる必要がある。私はその発想で若い人たちからピッチングを受けて政策を考えている」といった発言がありました。
 また、我が国の音楽の海外展開が遅れていることについて、海外ではデジタル配信、特に定額配信サービスが売上を急速に伸ばしているところ、日本では海外の配信事業者にデジタル配信してもらうために必要となる国際規格に沿った英語のメタデータ整備が不十分であるという議論があったことを踏まえ、国として何ができるのか関係省庁と連携して検討するよう、平井大臣から事務局に指示がありました。