平井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 令和元年7月16日

(令和元年7月16日(火) 10:23~10:26  於:中央合同庁舎第8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨


 今日は宇宙政策担当大臣としての報告だけです。
 先週7月11日10時20分、小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」への2回目のタッチダウンに見事成功しました。
 「はやぶさ2」は、昨年6月に「リュウグウ」へ到着以降、小型ローバ・小型着陸機の投下・運用、これは昨年の9月から10月ですね、や1回目のタッチダウンに今年2月に成功してます。さらに、今年4月には人工クレーターの形成にも成功している。
 「はやぶさ2」は、これまで世界初となる非常に難しい挑戦をことごとく成功させてきました。この姿には、私も大変感銘を受けましたし、日本中の人々が、夢と希望を与えられたのではないでしょうか。
 あらためて「はやぶさ2」の関係者の皆さんのご努力には敬意を表したいと思います。
 「はやぶさ2」のミッションは、世界に先駆けて有機物を含む小惑星からのサンプルリターンを行って、太陽系の進化過程や生命の起源を探求することを目指すことです。
 地球への帰還は来年末の予定ですが、今回採取したサンプルを無事に持ち帰ってくれるということを期待して願っているわけでございます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)ムーンショット型研究開発制度目標設定というのが、今どんな段階にあるかということをお聞かせいただければというふうに思います。
(答)いろいろと先生方にご苦労いただいて、十分に次回の会合で一つの方向性を示すことができるというふうに考えています。余り事前にどうなるだろうかということは、そこで諮っていくということになるんだと思いますが、思った以上に頑張ったなというふうにも思っていますが、できればビジョナリー会議を早く開催しようということで、今後日程調整をしていきたいと思います。そのときにある程度、具体的なものが出せるというふうに思います。
(問)できるだけ早く会合をということなんですけど、大臣のイメージとしてはどれぐらい。
(答)選挙終わって、その後、ちゃんと仕事がそのまま進められる状況であれば、できるだけ早い段階でと思ってます。できるだけ早いということですから、選挙が終わって、そんなに間を置きたくないなと今思ってますんで、そんな感じです。

(以上)