第2回「昨今の事故情勢を踏まえた交通安全対策に関する関係閣僚会議」への出席

写真1
会議の様子1
写真2
会議の様子2 

 令和元年6月18日、宮腰大臣は、第2回「昨今の事故情勢を踏まえた安全対策に関する関係閣僚会議」に出席しました。
 今回の会議では、先月21日に開催された第1回会議における安倍総理からの指示に基づき、宮腰大臣を中心に取りまとめた「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策案」を、総理に報告し、決定しました。
 緊急対策のポイントは、第1に、「未就学児を中心に子供が日常的に集団で移動する経路の安全確保」のため、大津市の事故などを受けて、各省庁がこれまで実施してきた取組に加え、幼稚園、保育所、認定こども園等や、道路管理者、警察等の連携・協力により、直ちに経路の緊急安全点検に着手し、その結果を踏まえ、対策を着実に実行します。
 第2に、「高齢者の安全運転を支える対策」については、安全運転サポート車の普及について、限定免許制度も視野に、一層推進するとともに、新たな技術の進展を最大限活かせるよう、取組を加速させます。また、運転に不安を覚える高齢者等を支援するため、運転免許証の自主返納者への支援策の周知などのほか、道路インフラの面からも高齢運転者に優しい環境の構築を進めることとしています。
 第3に、「高齢者の移動を伴う日常生活を支える取組」として、バスやタクシーなどの公共交通機関を、より利用しやすくするためのルール整備や支援、自動運転技術を取り入れた新しいモビリティの活用等に取り組んでいきます。
 総理からは、高齢化の進展への適切な対処とともに、子育てを応援する社会の実現が強く要請される中、時代のニーズに応える交通安全の取組が今、一層求められており、この喫緊の課題に対して、政府一丸となって、迅速に取り組むよう、強い指示がありました。