休眠預金等活用国際シンポジウム~社会課題の解決に向けて~

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休眠預金等活用国際シンポジウムの様子
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休眠預金等活用国際シンポジウムで基調講演を行う宮腰大臣

 宮腰内閣府特命担当大臣は、令和元年5月13日(月)に開催された、休眠預金等活用国際シンポジウムに出席しました。
 シンポジウムでは、日本における制度の本格運用開始を機に、社会的課題の解決に休眠預金等を活用する国や地域から関係者を招き、導入国・地域の経験や成功事例、今後の課題などを議論しました。海外からは、イギリス、アイルランド、カナダ・ブリティッシュコロンビア州、国際連合から政府関係者や休眠資産を分配する団体の代表者にパネリストとして御参加いただきました。
 宮腰大臣は冒頭の基調講演で、シンポジウムについて「相互の仕組みの更なる向上へのヒント、あるいは、いまは導入していない国や、歳入に充てている国などでも、その活用に向けたヒントがたくさん生まれるのではないかと期待しています。また、本日参加いただいております、様々な形で社会的課題の解決に携わっている方々にも、多くの示唆があるのではないかと考えます。」と述べました。
 また、クロージングセッションでは、パネルディスカッション第1部及び第2部の議論を振り返り、「本日得た示唆を踏まえ、この制度のもとで具体的な成果を出し、着実に制度が根付くよう、政府としてしっかりと環境整備につとめてまいります。」、「関係各国・地域で休眠預金等活用制度が普及し、グローバルにも展開していくことで、国際社会全体の安定的かつ持続的な発展に貢献できる、ということを確信をいたしました。」と総括しました。