宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月3日

(令和元年9月3日(火) 11:34~11:38  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 今朝は私の方から1点、御報告いたします。
 消費者及び食品安全担当大臣として、御報告いたします。
 諸般の事情が許せば、明日、明後日と徳島県を訪問する予定です。
 「G20消費者政策国際会合」の詳細につきましては、5日の「G20消費者政策国際会合」の開会式に出席いたしまして、キーノートスピーチを行うほか、何か国かの事務方幹部の方々と意見交換を行う予定です。
 このほか、働き方改革を進める神山町や、徳島県経済界の方々との意見交換をはじめ、徳島県内の視察を行う予定です。
 詳細につきましては、消費者庁にお問合せください。

2.質疑応答

(問)企業主導型保育事業について、お伺いいたします。
 最近、助成金が詐取される事件が相次いだことを受けまして、政府では児童育成強化に対する調査チームを設けたと先日発表がありました。
 政府としては、この調査をいつ頃までに終える予定でしょうか。また、いつ頃までに新たな公募を始める予定でしょうか。よろしくお願いいたします。
(答)企業主導型保育事業における新たな実施機関の公募につきましては、検討委員会における御意見を踏まえ、公募要項等の具体化を進めているところであります。
 一方、このところ起訴事実が相次いで発生するなど、事業をめぐる関係は一層厳しさを増していると認識いたしております。
 このため、公募に先立ち、内閣府自らが改めて現行の実施機関である児童育成協会の業務運営上の課題を点検するため、調査チームを設置いたしました。
 今般の調査によりまして、実施機関の課題を総ざらいし、必要な改善策の具体化をしっかりと図っていきたいと考えております。
 そのためには、相応の時間が必要だと考えておりますが、待ったなしの課題である待機児童対策といった事業の意義も念頭に置きながら、公募に向けた準備を鋭意進めてまいります。
 調査の状況次第でありますけれども、私としては9月中には公募を開始できればと考えております。
(問)先日、丸山穂高衆院議員が竹島について、戦争で取り返すしかないんじゃないですかというふうにツイッターで投稿しまして、NHKから国民を守る党の立花党首も問題提起の範疇で、党としての処罰は検討していないなどと述べましたけれども、領土問題担当の大臣としての受け止めをお願いします。
(答)報道は承知いたしておりますけれども、個々の議員の発言について、コメントすることは差し控えたいと思います。
 その上で申し上げれば、竹島問題について、国際法に則り、平和的に解決するため、適切な外交努力を続けていくというのが政府の方針でありまして、私も領土問題担当大臣として、竹島に関する我が国の立場についての正確な理解が浸透するよう、内外発信の強化に取り組んでまいりたいと考えております。

(以上)