宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年4月5日

(平成31年4月5日(金) 9:47~9:50  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.質疑応答

(問)先日ですけども、ロシアが、国後島周辺での射撃訓練の実施を日本側に通告してきたと思いますけれども、大臣の受け止めをお願いいたします。
(答)御指摘につきまして今月の2日、ロシア側から、国後島周辺海域で射撃訓練を実施する旨の予告があったものと承知いたしております。
 本件に関しましては、昨日、官房長官から記者会見で御発言があったとおり、北方四島におけるロシア軍の軍備の強化につながるものでありまして、これら諸島に対する我が国の立場と相容れず、受け入れられないものと考えており、ロシア側に対しては、既に外交ルートを通じて抗議がなされているものと承知いたしております。
(問)所管に直接関係のない質問で大変恐縮ですが、塚田国交副大臣が、下関北九州道路の事業化をめぐり、「首相と副総理が言えないので私が忖度した」などと発言し、野党だけでなく与党からも辞任論が出るなど批判を浴びています。閣僚のお一人として今回の事態の受け止めをお聞かせいただければと思います。
(答)国会のときにも、安倍総理もおっしゃっておいでになりましたけれども、最終的には本人がしっかりと説明すべき問題であると考えております。
(問)それに関連して、もう既に塚田国交副大臣が辞任をするという報道が、もう先ほど出たんですけれども、御本人判断されるというふうにおっしゃっていたと、今、おっしゃったんですけど、辞任されたということ、辞任される意向を固めたということで、改めてありますでしょうか。
(答)今お聞きしたばかりでありますので、もしそれが事実であるとすれば、御本人の判断でお決めになったんではないかと思います。

(以上)