宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年3月22日

(平成31年3月22日(金) 8:43~8:46  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 今日は2点御報告があります。まず沖縄担当大臣として御報告をいたします。
 本日、平成30年度「OKINAWA41フォトコンテスト」表彰式を開催いたします。
 このコンテストは沖縄の魅力を全国に発信することを目的に実施しているものであり、昨年3月から本年2月までの間に特設サイトを通じ、県下41市町村の皆様等から延べ2,400件を超える応募をいただきました。
 私も応募作品をいくつか拝見しましたが、本土の方にあまり知られていない沖縄の風景や、沖縄の皆様の暮らしぶりを上手に切り取ったものなど、すばらしい作品が集まったと思っております。
 本日の表彰式には沖縄出身のタレントのガレッジセールさんなど、審査委員の方々にも御出席いただき、優秀作品を発表するほか、大臣賞を授与する予定です。詳細は内閣府沖縄担当にお問合せください。
 もう一点であります。子供の貧困対策担当として御報告をいたします。
 このたび内閣府が行うマッチングにより株式会社Z会ソリューションズから、全国の学習支援施設に通う子供たちに対し計5,000冊の学習教材を寄贈いただくこととなりました。
 来週25日にZ会ソリューションズの網野社長と全国子どもの貧困・教育支援団体協議会の青砥代表幹事にお会いし、教材の贈呈式と意見交換を行う予定です。

2.質疑応答

(問)昨日行われましたロシアとの次官級協議についてお伺いしますけれども、ロシア側からまだ立場に相違があるという発言がありましたが、大臣、昨日の協議、どう受け止めていらっしゃいますでしょうか。
(答)昨日21日、モスクワにおきまして、本年3回目となる森外務審議官とモルグロフ外務次官による平和条約交渉に関する実務者協議が行われたと承知いたしております。
 今回の協議においては、これまでの外相会談及び首脳会談の結果を踏まえ、前回の協議で論点を整理し、双方で作業を行うことを約束した経緯を経て、改めて平和条約締結問題について議論が行われたと承知いたしております。
 また、北方四島における共同経済活動や、航空機墓参を含む元島民の方々のための人道的措置についても具体的に議論が行われたほか、共同経済活動に関する次官級協議の実施も含め、モルグロフ次官の訪日日程について調整していくことで一致したと承知いたしております。

(以上)