宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年2月22日

(平成31年2月22日(金) 8:41~8:45  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私の方から、今日は2点御報告があります。
 まず、消費者及び食品安全担当大臣として発言いたします。諸般の事情が許せば、明日23日に地方消費者行政の充実・強化のためのキャラバンの一環として、長野県長野市を訪問する予定です。私自身のキャラバンとしての訪問としては、先月の香川県に続き、第2回目となります。
 長野県では、現場で活動されている県職員の声を直接お聞きするとともに、阿部知事と面会して、自主財源の充実を始めとした地方消費者行政における県の取組の強化等のお話をさせていただく予定です。
 詳細につきましては、消費者庁にお問合せください。
 2点目でありますけれども、北方対策担当大臣として御報告いたします。戦後70年以上が経過し、元島民の方々を始め、運動の担い手の高齢化が進展する中、次代を担う若い世代の関心を喚起することが重要となっています。
 このため、全国の中学生を対象に、北方領土問題を身近な問題として捉え、正しく理解してもらうことを目的として、明日、「第8回北方領土に関する全国スピーチコンテスト」が開催されます。明日のコンテストでは、6,000名を超える応募者から選出された10名の最終選考会出場者によるスピーチ発表等が行われる予定です。
 私も北方対策担当大臣として表彰式に出席し、大臣賞の授与を行うとともに、受賞者を始めとする参加者に挨拶を行うことを予定しています。
 詳細は内閣府北方対策本部にお尋ねください。

2.質疑応答

(問)今日は「竹島の日」に当たりまして、島根県の方で式典が開かれます。大臣、先日、安藤政務官を式典に派遣することを発表されましたけれども、日韓関係が冷え込む中で、竹島をめぐる日本の立場、認識についてどのように主張されていくお考えでしょうか。
(答)本日2月22日は島根県条例で定められた「竹島の日」でありまして、松江市において島根県等主催の記念式典が開催されます。同式典につきましては、先日発表させていただいたとおり、政府から安藤内閣府大臣政務官が出席いたします。
 申し上げるまでもなく、竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに我が国固有の領土であります。
 「竹島の日」に合わせ、現在、領土・主権展示館においては、島根県の協力の下、竹島の歴史について国民の皆様の理解を深めていただくことを目的といたしまして、「竹島とニホンアシカのパネル展示」を開催しているところですが、引き続き、関係自治体や関係施設等と連携しながら、内外発信の強化に努めてまいりたいと考えております。

(以上)