宮腰内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年10月30日

(平成30年10月30日(火) 9:42~9:46  於:官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨


 私の方から報告事項を2件申し上げたいと思います。
 まず1点目でありますが、学生の就職・採用活動の日程、いわゆる「就活ルール」について報告をいたします。
 就活ルールにつきましては、今般の経団連の「指針」に関する方針決定等を受けまして、政府として、学生が抱える不安を解消し、学修時間を確保しながら安心して就職活動に取り組むことができるようにするため、経団連や大学側の意見も伺いながら、関係省庁連絡会議にて検討を進めてきたところであります。
 その結果、昨日の会議におきまして、2021年春に卒業予定である現在の大学2年生につきましては、広報活動を3月、選考活動を6月という現行の日程を維持する方針がとりまとめられました。政府として例年どおり、今年度末を目途に経済団体等に対して日程の遵守等を要請する予定ですので、企業の皆様には是非とも御協力を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
 2点目であります。子供・若者育成支援を担当する大臣として御報告をいたします。
 今朝の閣議におきまして、11月1日から30日までの1か月間実施する「子供・若者育成支援強調月間」について、閣僚の皆様に協力をお願いいたしました。
 「支えよう 輝くひとの 夢みらい」をスローガンに、関係省庁、地方公共団体、青少年関係団体などが連携し、子供・若者育成支援に関する国民運動の一層の充実と定着を図ってまいります。

2.質疑応答

(問)テレビ朝日の井上です。
 前回の閣議後に引き続いてなんですけども、3,000万円の使途不明金報道について、問われているのは違法性や合法性ではなくて、資金についての透明性だと思います。大臣はこの点、5万円以下の明細を公開することで明らかにするおつもりはありませんでしょうか。
(答)この支出については、26日の記者会見で説明し尽くしていると考えております。
 政治資金につきましては、法令に従い適正に処理をし、その収支を報告してきたところであります。
 なお、後援会に対する寄附で今後寄附金控除をする可能性があることから、本年4月から2号団体への届出を行っております。また、今年の収支報告書からは、法令に従い1万円超の支出の明細を記載することになりますし、少額領収書の開示請求を受けることにもなります。
(問)産経新聞の宮野です。
 先週の週刊誌報道なんですけど、宮腰大臣が酩酊した状態で、ちょっと聞きづらいですが、議員宿舎で他人の家に入ってしまったなどの一部報道がありましたが事実関係と、もし事実でないのであれば、週刊誌に対する対応などをお伺いしてもよろしいでしょうか。
(答)御指摘の記事については承知をいたしております。深く反省をし、御迷惑をおかけしました方々には改めておわび申し上げたいと思っております。
 引き続き、直面する重要課題に対して緊張感を持って務めてまいりたいと考えております。

(以上)