山本内閣府特命担当大臣繰上げ閣議後記者会見要旨 令和元年8月22日

(令和元年8月22日(木) 14:03~14:07  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 まず、私の方から2点、御報告を申し上げます。
 一つは、防災技術の海外展開に向けた官民連絡会の設立についてでございます。
 内閣府におきましては、我が国が強みを有する防災技術やノウハウを、官民が一体となり、海外に積極的に情報発信するとともに、相手国の官民との関係構築を図ることにより、防災技術等の海外展開を促進するために、8月23日に「防災技術の海外展開に向けた官民連絡会」、通称ジャイパッド、JIPADというふうに称しておりますけれども、これを立ち上げて、明日16時から第1回の連絡会を開催するということでございます。
 現在までに防災技術の海外展開に意欲のある、あるいはまた関心のある製造、建設、調査・設計、商社、通信、保険等の分野から157の企業等が参加表明をいただいているところでございます。
 また、内閣官房、総務省、外務省、経済産業省、国土交通省、JICAなども運営協力に加わっていただくことになっておりまして、関係各省等とも十分に連携して、本連絡会の運営を進めてまいりたいと思っておるところでございます。
 本連絡会の活動を通じて、我が国の防災技術等の海外展開が一層進むとともに、海外における防災体制の充実に貢献することを期待をしているところでございます。
 もう1点ございます。令和元年梅雨前線豪雨等、これは台風第3号及び第5号の暴風雨を含んでおりますけれども、この豪雨等による災害に係る激甚災害指定の見込みについてということでございます。
 台風第3号及び第5号の暴風雨を含む梅雨前線豪雨等による一連の災害について、被害状況を調査した結果、激甚災害の指定基準に達し、指定する見込みとなりましたのでお知らせをいたします。
 対象災害の期間でありますけれども、6月6日から7月24日までということでございます。そして、具体的には、農地等の災害復旧事業についての補助率のかさ上げ等を、地域を限定しない「本激」として指定する見込みでございます。
 被災された自治体におかれましては、財政面に不安なく迅速な災害復旧に取り組んでいただきたいと思います。
 今後は、指定政令の手続を速やかに進めてまいりたいと思っております。
 以上2点、御報告でございます。

2.質疑応答

(問)なし。
(答)なし。

(以上)