山本内閣府特命担当大臣繰上げ閣議後記者会見要旨 令和元年8月8日

(令和元年8月8日(木) 10:03~10:08  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 まず私の方から、昨夜、浅間山、7日の22時8分に山頂火口で小規模な噴火が発生したということでございます。気象庁は22時30分に噴火警戒レベル3、これは入山規制ということでありますけれども、に引き上げたという発表がございました。
 山頂火口の周辺、これは約4kmの範囲内でありますけれども、その周辺では大きな噴石や火砕流に警戒が必要となります。
 火口周辺、これも今言った約4km範囲内でありますけれども、には、居住地域はなく、4km圏内のキャンプ場、浅間園というところでありますけれども、の利用者は噴火発生後には避難を開始をいたしました。人的被害はなかったというふうに聞いているところでございます。また、地方自治体において安全確保のための交通規制がとられております。
 政府といたしましても、気象庁を中心に、火山活動を注意深く監視するとともに、緊張感をもって対応してまいりたいというふうに思っております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)防災の関係ですが、今週の頭に自民党・公明党が復興加速化のための第8次提言というのを安倍総理に提言をされまして、その中で現在の内閣府防災の強化と内閣官房・内閣府に分散する司令塔の機能を一元化するという防災体制の強化に関する提言をされました。これに関して、現在の防災体制に関しての大臣の御認識と、今後どのように御対応をされるのか、スケジュール感も含めて可能であればお願いします。
(答)8月5日に総理に手交された与党の第8次提言におきまして、内閣官房と内閣府に分散する防災の司令塔機能を一元化することについて記載されているということは承知をいたしておるところでございます。
 災害対応につきましては、内閣総理大臣の指揮の下に内閣官房やあるいは内閣府が中心となりまして、省庁横断的な取組を行って、各省庁と自治体の適切な役割分担のもとに、被災地の迅速な復旧、早期の復興に取り組んできたところでございます。
 いずれにいたしましても、防災体制の実質的な充実強化は非常に重要な課題であるというふうに認識をいたしております。不断の見直しを進めてまいりたいというふうに思っておりますけれども、この案件については、まだ我々としても具体的に皆さん方にお示しするところまでは行っておりませんけれども、強い関心を持ってこれからも対応していきたいというふうに思っております。
(問)もう一つお願いしたいのですが、毎年この時期に全ての大臣にお伺いしているのですが、15日の終戦記念日に靖国神社に参拝する考えがおありかどうか教えてください。
(答)個人として、適切に判断いたします。

(以上)