山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成31年3月22日

(平成31年3月22日(金) 9:10~9:14  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。私の方から1点ございます。
 本日の閣議におきまして、激甚災害法に基づき「東日本大震災」及び「平成三十年北海道胆振東部地震」に適用いたしております「中小企業信用保険法による災害関係保証の特例」の期間を延長する政令を決定いたしました。
 具体的には、両災害において、今月31日までとなっている特例の期間について、今後も被災した中小企業者等の復旧のための資金需要が見込まれることから、1年間延長し、平成32年3月31日までとするものでございます。
 本政令については、3月27日の公布・施行を予定をいたしております。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)防災気象情報を5段階にレベル分けするという施策に関連してお聞きします。
 先日、気象庁の検討会が大雨特別警報を最も危険度が高いレベル5に位置付けるという見解を示したと伺っていますが、昨年末の中央防災会議ワーキングの報告では、特別警報を5段階に位置付けていなかったと思います。月末公表のガイドラインにどのように反映させるのか、大臣のお考えをお願いします。
(答)レベル1からレベル5までということで、5段階に警戒レベルを位置付けたところでございますけれども、19日の火曜日に気象庁が開催した「第4回防災気象情報の伝え方に関する検討会」におきまして、今ほどの大雨特別警報を警戒レベル5相当の情報として位置付ける方向性が示されたことは承知をいたしております。
 これを踏まえまして、大雨特別警報の位置付けについても、避難勧告等に関するガイドラインに反映し、激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、避難の強化に向け、しっかりと取組を進めてまいりたいというふうに思っております。
(問)イチロー選手が引退を表明されたんですが、非常に日本社会でも影響力のある人の引退でもありまして、大臣の個人的な所感をお聞かせいただければと思います。
(答)所感は所管外でございますが、と言いたいところでありますけれども、私も昨日、テレビで記者会見の模様の一部を拝見をいたしましたし、球場の様子というものも少し拝見をいたしました。
 イチロー選手が日本だけではなくて、アメリカでもあのような大活躍をされたということは、我々にとりましても非常に誇らしい、そういう気持ちでありましたし、また、最後引退を表明するときに東京ドーム、日本でそういう場面があったというのも、これも一つ、大変印象的な出来事であったと思います。
 いずれにしても、子供たちが、昔の長嶋茂雄選手のようなイメージになろうと思いますけれども、イチロー選手というものを大きな目標にして、あるいは自分の夢をそのためにかなえていくという一つの業績を、業績と言いましょうか、スポーツ界での業績を残されたものというふうに思っております。
 大変御苦労さまでしたということと、あの振り子打法がもう見れないのかというちょっと残念な気持ちもありますけれども、また違った形で我々の前にいろいろと発信をしてくれるんであろうというふうに期待をしておりまして、今のところは大変御苦労さまでございましたという、そんな気持ちでございます。

(以上)