山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年10月16日

(平成30年10月16日(火) 9:08~9:14  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 私の方からは、明日、平成30年北海道胆振東部地震による被害状況及び復旧・復興状況等を把握するため、北海道を訪問することにいたしております。
 現地では、安平町、厚真町、むかわ町及び札幌市を訪問し、被災現場や避難所、仮設住宅建設地などを視察する予定でございます。
 また、各自治体の首長とそれぞれ意見交換をする予定でございます。
 被災の現状や復旧・復興の状況を自らの目で確認し、また、被災者の皆様方の声や被災自治体で災害対応に当たられている関係者の声を直接お聞きし、現地の課題をしっかりと把握してまいりたいというふうに思っております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の井澤です。よろしくお願いします。
 昨日の救助実施市制度の検討会合で、指定基準案が取りまとめられましたが、議論開始から2年近くたっての合意ということで、その点の大臣の受け止めと、この新たな制度に期待するところがあればお聞かせください。
(答)昨日、救助実施市指定基準検討会議の最終報告がまとめられたというふうに承知しています。
 検討に参加された都道府県、それから指定都市、日本赤十字社、住宅業界関係者にまずは厚く御礼を申し上げたいと思っております。
 改正災害救助法は、救助実施市である指定都市が、まずは迅速な被災者救済を実現するということ。そして、それと同時に、各都道府県は指定都市以外の被災自治体への支援に注力するということによって、地域全体の災害対応の底上げを図るものでございます。
 こうした趣旨を踏まえまして、来年4月の施行に向け、各地の指定都市と都道府県において調整がなされ、数多くの指定都市が救助実施市に指定されることを期待をしているところでございます。
(問)別件でもう一点伺います。
 靖国神社の秋の例大祭が近く行われるということなんですが、大臣の参拝の予定、参拝するのかしないのかと、その理由をお聞かせください。
 あと、過去の例大祭で参拝されたことがあるのかどうかも併せてお願いします。
(答)過去は何度も参拝したことがございます。
 次の例大祭に参拝するかどうか、それは未定でございますし、個人としてこれは適切に判断をしていきたいというふうに思っております。
(問)時事通信の川村です。お願いします。
 北海道への視察の件なんですけれども、特に視察で重視されたいことは何かというのをお伺いしたいんですが。
(答)日本列島、正に災害続きでございまして、各地で大きな災害が起きている。そのときに我々政府側として何が一番重要かというと、まずその状況を自分の目で確かめるということ、それと同時に現実に現地に行ってみて、今何が求められているのか、そして何を今後していかなければならないのかということを自分の肌感覚で感じて帰るということは非常に重要だというふうに思っています。
 今回の場合には、その被災現場を直接見ると同時に、今ほど申し上げましたけれども、避難所や、あるいは仮設住宅の建設地等々を視察をするということで、これからの対応というものをしっかりとしていく。
 昨日も実は北海道知事がお越しになって、いろいろなお話も聞かせてもらいましたけれども、そういったことも含めて、それぞれの皆さんとの意見交換も更に深めてまいりたいというふうに思っております。
(問)前任の小此木大臣のときに現地での政府調査団として関わっていらっしゃったと思うんですけれども、山本大臣に代わられたということで、改めて山本大臣御自身の目で見る必要があるということでしょうか。
(答)もちろんです。
(問)ほかの西日本豪雨とか、台風21号の被災地などもあると思うんですが、そちらへの視察とかはあるんでしょうか。
(答)そのことも今現在予定をしておりまして、改めてまた御報告できると思いますけれども、近いうちに西日本の3県、視察に参りたいというふうに思っております。

(以上)