山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成30年10月12日

(平成30年10月12日(金) 10:32~10:37  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨


 おはようございます。
 まず、私の方からは、防災推進国民大会、「ぼうさいこくたい」というふうに呼んでおりますけれども、10月13日、14日の2日間、東京ビッグサイトと東京臨海広域防災公園、通称「そなエリア」というふうに呼んでおりますけれども、におきまして、内閣府主催により「防災推進国民大会2018」を開催をいたします。
 今回の大会では、「大規模災害に備える~みんなの連携の輪を地域で強くする~」をテーマに、116もの団体による各種展示・体験型イベントのほか、国内外の防災に取り組む方々が集まり、災害への備えや連携について語るシンポジウムを行います。私もオープニングセッションに出席する予定でございます。
 また、今回の大会でございますけれども、7月の西日本豪雨の被災地から呉市長を迎え、最近の大規模災害や首都直下地震に際する「自助・共助」の取組を共有することを目玉といたしております。
 家族連れから専門家まで幅広い方に楽しんでいただけるプログラムでございますので、是非大勢の方にお越しいただければというふうに思っております。
 もう一点ございます。「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」の開催について、これは第1回でございますけれども、開催についてということであります。
 中央防災会議の下に設置をいたしました「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」の第1回の会議を10月16日に開催いたします。水害・土砂災害から国民の生命を守るため、様々な課題について抽出し、避難対策の強化について、しっかりと検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の山岸と申します。よろしくお願いします。
 豪雨の避難ワーキンググループ第1回の会議ということで、今回議題が「検討すべき論点について」ということで、それが設置されたときに資料の中で論点、おおまかには示されてはいたんですけれども、第1回を前にして大臣からこういうところを議論してほしいということがあればお聞かせ願えますか。
(答)これは、先ほど申し上げたとおり、中央防災会議の下にこのようなワーキンググループを設置をしたということでございます。その中身につきましては、これからしっかりと議論をしていくということでございますけれども、恐らく3回開催をして、年内には取りまとめをするということでございます。
 特に、今回の豪雨災害、ずっと私も申し上げておりますけれども、行政が発信した情報を受け手である住民が正しく理解されておったのかどうかということがいろいろございました。そういったことも大変大きな課題であるというふうに思っておりますので、そういった観点も踏まえて議論をしていただきたいというふうに思っております。
(問)追加で、気象庁が出す、要は気象の警報、注意報、特別警報含めて、それと自治体が出す避難に関する情報、これの連携ということについても官房長官も検討する必要があるのではないかみたいな形でおっしゃっていましたけれども、これもここで議論するということになるんでしょうか。
(答)これからのことでありますけれども、当然のごとく、そういった観点を議論していくというふうに思いますし、各省庁が出す情報を住民と共有するというところが一番大事なんです。ですから、そういった点についてどういうふうな取組ができるのかということについては、これから我々も非常にこれ重要な課題だと思っておりますので、議論を更に深めてもらいたいというふうに思っております。

(以上)