福井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年4月17日

(平成30年4月17日(火) 9:30~9:35  於:中央合同庁舎第8号館1階S103記者会見室)

1.発言要旨


 平成30年度における北方領土隣接地域への修学旅行等の誘致促進の取組についてでございます。
 次代を担う若い世代の北方領土問題に対する関心を喚起するために、内閣府では従前より、北方領土隣接地域への修学旅行等の誘致の取組を実施してきてまいりました。今年度はそれをバージョンアップいたしまして、お手元に配布させていただきました資料のとおり実施させていただきたいと存じております。
 具体的には、修学旅行等におけるバスの借り上げ費用の全額を補助するとともに、航空運賃の一部補助を新設するなど、経費補助の拡充を行ったところでございます。これらを全て活用すれば、1人当たりの補助が1万円程度の増額になります。
 あわせて、より多くの学校に修学旅行を企画・検討してもらうために、新たに今年の夏にも教員などを対象にいたしました下見ツアーを実施すべく、準備を進めているところでございます。日程等が決まり次第、改めて発表させていただきたいと存じております。
 詳細は内閣府北方対策本部までお問合せをいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の黒石と申します。
 今日から総理が訪米するわけなんですけども、基地負担の負担軽減を掲げている沖縄の担当大臣としての期待するところを教えてください。
(答)本日17日から20日にかけまして、安倍総理は訪米いたします。2日間にわたりまして、トランプ大統領との間で日米首脳会談を行うものと承知しております。
 いずれにいたしましても、今おっしゃいました沖縄の基地負担の軽減につきましては引き続き、何よりも日米で協力して取り組んでいくことが重要でございますので、私といたしましては、沖縄の振興を推進する立場で、基地の跡地利用の推進など沖縄振興に全力を挙げてまいる所存でございます。
(問)フジテレビ、伊藤と申します。
 財務省の福田次官が女性に対するセクハラを行ったという疑惑をめぐって、財務省が報道各社に調査への協力の要請を行いましたが、この対応について、大臣、どのようにお考えになりますでしょうか。
(答)報道については承知させていただいております。現在、財務省において事実関係を解明するための調査を進めていると承知しております。今おっしゃいましたように、具体的な方法を含めた詳細につきましては、財務省にお聞きいただきたいと思います。
(問)共同通信の中田です。
 今の質問に関連しまして、財務次官の聞き取りの結果、財務省が発表したコメントによると、財務次官のほうは、女性記者側とのやり取りでそういった発言をしたことは否定された一方で、女性が接客をするようなお店で言葉遊びとしてセクハラまがいの発言をしたような可能性はあるかもしれないというような趣旨の発言をなさっているんですけれども、そういったお店で言葉遊びをするというのはセクハラに当たるか当たらないかというところは、どう思われますか。
(答)報道については承知いたしておりますけれども、詳細につきましては私の方からコメントすることはできません。
(問)沖縄タイムスの上地です。
 日曜日に投開票されます沖縄市長選の地域振興についてお伺いさせていただきたいんですけれども、県としては観光が好調な推移を、好調なんですけれども、沖縄市にどう波及させるかというのが争点の一つになっています。大臣として、沖縄市の観光の課題と支援策、また、選挙の結果によって、その支援がどうなるのかというお考えをお聞かせください。
(答)今の御質問は、沖縄全体の観光振興、そして、今争点となっている沖縄市長選挙の観光振興についてのお問合せでございますけれども、個別の選挙の争点に関することでございますので、コメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
(問)沖縄市の観光の現状としては、どのような認識をお持ちでいらっしゃいますでしょうか。
(答)今の御質問も含めまして、個別の選挙の争点に関することでもありますので、私の方から、現在選挙中、コメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

(以上)