茂木内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成30年7月24日

(平成30年7月24日(火) 10:51~10:54  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

  特になし

2.質疑応答

(問)連日の猛暑についてお聞きします。昨日、都内で観測史上初の40度を超えるなど記録的な暑さが続いています。気温の上昇は個人消費を押し上げる効果があると言われる一方で、秋以降の反動の懸念が高まるなどいろいろ影響が出るかと思いますが、現時点で経済等への影響をどう御覧になっているか、大臣の御見解をお聞かせいただけますでしょうか。
(答)全国的に毎日猛暑が続いているわけでありまして、7月中旬の平均気温、これは東日本、西日本では平年より3度から4度高くなっていると。
 猛暑の景気への影響についてでありますが、一般論として言いますと、季節商材と言われますエアコンであったりとか飲料の需要が増加するというプラス面があるのですが、もうエアコンは今設置できないですね、全然。テレビのコマーシャルを見ていただきますと、エアコンのコマーシャルがものすごく減っています。逆にもう設置が間に合わないと、これぐらいの状況に、今はなっているのではないかなと。
 一方で、あまり暑いと外出を控えると。例えばレジャー施設が一番有り難いのは、午前中比較的温度が高くならなくて、午後から温度が高くなると、ちょうど出足がいいんです。ところが、もう午前中から30度超えというと、その時点でもう行かなくなってしまいますから、レジャー施設に涼みに行くということ自体も控えるという状況が起こってきますし、衣類であったりとか季節商材以外の消費と、こういうのも抑制する可能性も考慮する必要があると。
 プラス面は出ているわけでありますけれど、プラス面もかなりマックスまで行っている面と、逆にマイナス面がどう出るかということを考慮しなければならないという形でありまして、間違いなく記録的な猛暑ということで、これまで経験していない様々な消費行動というのも生まれてくるんだと思っておりまして、今後、公表されます各種の指標であったりとか企業ヒアリング等を通じて、しっかりと分析をしていきたいと、こんなふうに思っております。

(以上)